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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 169


大量の精液が留美の処女地に流れ込み、汚していく。
膣内だけでは物足りず、駿の精液は子供を作る聖域にまで侵入して暴れまわる。
まるでこの女は自分のものだと言わんばかりに。

「あっ、あああぁぁぁ・・・ッ♪」

留美はそれを歓喜の悲鳴とともに受け入れ。
2人はしばらく動くことなくじっとしていた。
そして。激しい交わりの後、最初に動いたのは駿だった。
まったく動こうとしない留美の様子を不審に思ったのだ。

「留美、さん?」

正気に戻ったのか、はたまた淫獣と化して襲ってくるのか。
駿はどう来られてもいいように、警戒しながら声をかけた。
すると・・・。

「すう・・・すう・・・」

留美は安らかな表情で眠っていた。
不死身の屍美女とは違い、限界のある人間(しかも処女)があんなにも激しく動いたものだから、体力を使い果たしてしまったらしい。
無垢な寝顔にちょっと癒された駿ではあるが、いつまでもこうしてはいられない。
かと言って、響香や智恵美を置いて行くのもためらわれる。
さてどうしようかと思っていると。

「「駿(ちゃん)っ!?大丈夫だった!?」」
「姉さん!ママっ!?」

ちょうど敵を撃退してきたらしい響香たちが、駿の元に戻ってきたのだ。

「よかった、無事だったの・・・ね?」
「あら・・・。あらあら、まあまあ♪
 駿ちゃんったら、いつの間に真堂さんとそんなに仲良くなったのかしら〜?」

駿と留美がつながりあった状態を見て、響香は嫉妬と怒り、智恵美は安堵と喜びをそれぞれ浮かべる。
智恵美はともかく、響香は留美を迎えることに反対していた1人だ。
そんな女に愛する弟を奪われた心情は言うまでもないだろう。
しかしこんなところでケンカをしている場合ではない。

「ねっ、姉さん、落ち着いて!戻ったらいくらでも文句は聞くからっ!
 とりあえず今は小屋に戻ろうっ!?ねっ!?」
「・・・帰ったら覚悟しておきなさいよ、駿・・・!」

駿の必死の説得に響香はそれだけ言うと、1人さっさと帰路につく。
かなりご立腹の様子である。

「・・・響香ちゃん、ずいぶん怒ってるわね〜。
 帰ったら覚悟したほうがいいわよ、駿ちゃん」
「う・・・うん」
「ところで・・・あの子も連れ帰ったほうがいいのかしら?」

智恵美の指差す先には気を失った獣少女。
確かに彼女が正気に戻っているなら連れ帰るべきなのだろうが、あれで満足したかどうかははなはだ疑問だ。

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