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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 17

「あっ…ああっっ!!…」
「どうしたの、ママッ!…」
智恵美の叫び声に驚く響香に、智恵美は涙声で言う。
「どうしてっ!…どうして駿ちゃんと繋がってるのっ!!…母子なのにっ、母子なのにっ!…イヤァーッッ!!…」
余りの素な反応に、響香は頭の中が真っ白になって呆然とするしかなかった。


…そして、駿と明日香が気づき、全員で居間に座る。
あれから泣き続けている智恵美に、どう接していいか戸惑う明日香…響香はため息をつきながら頭を押さえる。

駿はと言うと…母の虜になったらしく、智恵美にしっかり抱き付いている。
「…ママは…僕が嫌い?」
「違うのぉ…駿ちゃんは大好きだけどぉ…母子でエッチな事はイケナイのぉーっ…」
グスンと鼻をすすりながら駿に答える智恵美…屍美女になった響香や明日香より遥かに理性的な言動に、逆に全員が戸惑っていた。
だが、そうはいいながらも、智恵美は駿を破天荒な巨淫乳に抱き寄せ、ペ○スはしっかり握って、熱く潤んだ瞳を駿に向けている。

おまけに理性が戻ったとは言え、智恵美の躯はどの部分からもエロスを発散している。
首から下だけでなく、長い髪をアップに結った白いうなじ、肉厚の唇や潤んだ垂れ気味の瞳…その下の泣き黒子までエロスに満ちている。
屍美女になって、悪かった視力は抜群になったが、落ち着かないと言う理由で探してきて付けた伊達眼鏡すら、智恵美をエロくするアイテムにしていた。
エロス充満した躯に無尽蔵の性欲…駿が欲しくて堪らないのに、それを必死に抑えようとしている。

もう弟無しに生きられず、一緒添い遂げようと決意した響香にとっては、ちょっと母の言動は我慢できない。
「もう仕方ないじゃない!…私達駿無しに生きれないみたいなんだしっ!…そんなに何時までも泣かないでよママッ!!…」
基本、母親が大好きだし、今回の事で益々好きになった響香だが、ここは言わない訳にはいかない。
こうやって、本当に煮えきらないのが母親の性格なんだと今更に思い出した。

「響香ちゃん、そうね…そうよね。貴女の言う通りね。うっグス…ママが愚かだったわ。それにあんなに小さかった駿ちゃんと再会したから喜ぶべきね。」
響香の厳しい叱咤の様な励ましに智恵美はプラス思考に考えた吹っ切れる。
「駿ちゃん、駿ちゃん…」
躊躇いの無くなった智恵美は駿を抱きしめて「駿」と叫ぶ。

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