屍美女の大群 153
「無理をするな。あたしらは何も食べたりしなくても平気じゃが、アンタら人間はそうはいかんじゃろ?
それに脱出できたところで食料の確保が確実にできるという保障もない。
今は食えるときに食っておきなさい」
「・・・す、すみません」
自分の命を持ち出されては、さすがにマリナも反論できない。
彼女は屍美女の好意に甘えることにした。
それが妹を危険にさらすきっかけになるとは思いもせずに・・・。
――――
「あッ!?あッ!?しゅ、駿ちゃあんッ!?」
智恵美の悲鳴とともに2人は絶頂する。
駿は智恵美の乳房に吸い付いたまま、新鮮な精液を智恵美の子宮にたっぷりと流し込み。
智恵美は絶頂の快楽を味わいながら、精液の流れ込む感触と母乳を吸われる快感を堪能していた。
しかしあふれた2人の思いはこんなものでは止まらない。
駿と智恵美はどちらともなく、ゆっくりと腰をうごめかし始めた。
(うわぁ・・・す、スゴ。ま、まだヤるの?)
その光景に留美は驚きを隠せない。
処女の留美にとって、彼らの交わりは驚きの連続であった。
駿の剛直。それを飲み込む智恵美の秘裂。
吐き出される精液。交わってるときの切なそうな顔。
絶頂したときの満足げな表情。
留美は時間が経つのも忘れて2人に見入っていた。
普通ならここまで激しく長くはできないと思うのだが。
これも駿の素質か、真堂姉妹が来るまで毎日していたせいなのだろうか?
いつまで続くかわからない、2人(+α)の甘い時間。
それは1人の人物によって終わりを迎える。
響香の到着である。
若い性のありったけを母にぶつける駿…響香の方は、牡と牝が交わった時特有の匂いで到着する前から何してるかは理解できていた。
小さく可愛い駿が、母に向かって一生懸命腰を打ち付けている姿を想像しながら地下からの階段を登り、階段に股から溢れ出す淫汁で染みを作っていく。
家への扉を開く頃には、響香の耳に二人の営みの声まで届き、響香はそのままここで自慰に浸ってしまいそうな気持ちを抑えて家に入る。
「困ったわ…駿とママの絡みを見たら…我慢できなくなるわ…」
苦笑気味の口から、熱い吐息を吹きながら言う響香の目は欲情で潤んでいる。
響香の言葉通り、この先に進んで二人の前に行けば我慢出来る訳無い。
それが屍美女としての性だから…
その場面で『何もするな』と言うのは拷問以上だし、少なくとも佳代はそんな道草で怒る訳でも無い。
実際、進みながらも響香の手は…股間と胸を弄っていた。
それでも先に台所に向かったのは、最後の理性だろう…