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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 138

搾らないと胸が張って苦しくなるのだが、屍美女の彼女たちの場合、その痛みを快感や疼きに変えてしまうのだ。
結果、彼女たちは身体を持て余してツラい思いをする羽目になる。
まして智恵美は駿とのHを妨害されたばかり。
彼女の強引さにはそういうわけがあった。
智恵美はいつものように搾乳用のボールを取り出すと、留美の制止を振り切って搾乳を始めた。
家族中最大のZカップの乳房は、持ち主の要望に答え、すぐさま白い飛沫を上げ始めた。

「んッ・・・あッ・・・!?」

先ほど寸止めを食らったことにより、いつもより敏感になっているらしい。
母乳が出るたびに智恵美は呻き、悩ましい声を上げる。

「あ、う・・・す、すごい・・・っ」

留美はその光景に、思わずそんな感想を漏らして見入ってしまう。
智恵美の紅潮した色っぽい顔。悩ましい声。
大きすぎる乳房。ピンク色の乳首。あふれる母乳。
一生変わることない美貌と、人間になし得ない奇跡のスタイル(色気)に留美は羨望と嫉妬、欲望を感じてごくりと生唾を飲み込む。
そんな中、母乳はボールに満たされ、搾乳はあっという間に終わってしまった。
家族の中で最大級の乳塊を持ちながら、量に感しては最小の智恵美…昨晩の佳代達の『話し合い』のあおりで、搾乳する間が無かったので十分なまでの量がボウルに注がれた。
搾り終えて、智恵美は快感に身を震わせながら熱い吐息をふぅと吐き出す。
駿じゃなくとも、見られなからの搾乳は快感である。
智恵美は股までべったりと濡らしながらボウルを留美に渡す。
「はい、どうぞ…」
「あっ…ありがとうございますっ!…」
今までの屍美女の痴態とは程遠い母性的な笑みに、留美は逆にドギマギしてしまう。

逆に裸を見る気恥ずかしさと、そんな感情を隠そうと、赤い顔のまま留美は話題を変える。
「智恵美さんのおっぱい、凄く美味しいからっ!…きっとケーキとかも美味しくできると思うんです!…わっ、私っ、ケーキも得意なんでっ!!」
赤い顔で早口に捲し立てる留美を、智恵美は娘でも見るような優しい視線で笑顔を見せる。
「そうなの?…それなら家族みんな食べれると思うわ…こんな風になって、味覚が変わっちゃったから何を食べても味気なくて…ありがとうね、留美ちゃん」

美しい顔から放たれる屈託ない笑顔には、留美も同姓だと言う事を忘れて引き込まれそうになる。
まだ他のの屍美女達には恐怖感を抱いている留美だったが、屍美女らしくない智恵美のほんわかとした温かさに心を許しかけていた。

…ボウルを受け取った留美は、早速料理に入る。
搾りたて新鮮なミルクは、味見をすると先程のよりも美味しく、料理好きな留美もこれには心を弾ませて、鼻歌を交ぜながら軽やかに準備をしていく。
智恵美もどうやら知っていた曲らしく、鼻歌を合わせながら留美を手伝う。

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