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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 110


口惜しそうに駿に抱かれる静那を見る響香。
その様子に、駿はいったん腰の動きを止めると響香に訊ねた。

「・・・そんなにぼくのがほしい?」
「え・・・ええ。ええっ!」

その言葉に壊れたおもちゃのように首を縦に振る響香。
佳代は否定も肯定もしていないが、その沈黙こそが彼女の心情を雄弁に語っていた。
2人の答えを聞いた駿は、にっこり笑うと静那から剛直を引き抜き、こう言った。

「2人とも、ぼくのがほしいんだったらお姉様の上に乗って?
 3人いっぺんにかわいがってあげる」

そう言う駿の顔は、屍美女となる前の頼りない存在ではない。
それはこの島の屍美女たちを支配する主人のごとき威厳と自信に満ち溢れたものだった。

――――

「う、うむ・・・。こんな感じでいいのかえ、駿?」
「うふふっ♪いい格好だね、お姉ちゃんたち♪」
「いやぁ・・・そんなこと言わないでぇ、駿・・・」
「ひ、ひどいわ駿。わらわたちにこんな格好をさせるだなんて・・・」

それから数分後。響香・佳代の2人は静那の上に乗っかって、そのあらわになった秘裂と臀部を駿に見せ付けていた。
仰向けになった静那の上にうつぶせの響香、佳代の順で重なっており、それぞれの間では大きな果実がいやらしくその形を変えている。
あまりの恥ずかしさに響香と静那は顔を泣きそうで、あの佳代ですら羞恥心で顔を赤く染めている。

「しゅ、駿・・・。他のやり方にしない?
 い、いくらなんでもこの格好は、その・・・あうっ!?」
「ひゃんっ!?きょ、響香殿動かないで・・・!
 ち、乳首がこすれて・・・ひやぁンッ!?」

喘ぎつつも抗議をする響香と静那。
しかし駿のほうは相変わらずのニコニコ笑顔できっぱりと断った。

「ダメだよ、2人とも。この格好が姉さんたち3人を平等にできる格好なんだから。
 それとも1人1人相手してたほうがいい?」
「「う、うう・・・っ」」

その言葉に2人は即答できない。
駿のハーレムがこの島でできあがってからというもの、駿と2人っきりでイチャイチャできる時間はほとんどない。
常に誰かと一緒に甘い時間をすごしている。
中でも特につらいのが、すでに先客のいたときだ。
そんなときは順番が来るまでずっとお預けを食らっていなければならない。
順番待ちで焦らされるのは嫌だった。

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