屍美女の大群 108
(あ、あ・・・2人ともあんなに気持ちよさそうに・・・。
あたしも混ざりたい・・・。駿坊のおもちゃにされて・・・。
駿坊の子供を孕みたい・・・)
それは意識が朦朧としていたゆえの油断かもしれない。
理性が弱くなったゆえに、屍美女としての本能が強くなったのだ。
佳代はふらふらとおぼつかない足取りで3人に近づく。
そして自ら飛び込んできた獲物を駿が見逃すはずがなかった。
「どうしたの、佳代ママ?佳代ママも混ざりたいの?」
「・・・ハッ!?あ、いやこれは、その・・・!」
駿の声に我に返った佳代はとっさに言い訳しようとして口ごもる。
常に余裕たっぷりの彼女にしてはめずらしい。
しかしすぐに気を取り直すと、少々恥ずかしそうに切り出した。
「う、うむ・・・。2人の喘ぎっぷりを見ているうちに我慢できなくなってきてな。
すまんがあたしにも子種をもらえんか?」
「ん、いいよっ。その代わり、佳代ママも姉さん、姉さまと一緒に身体を洗ってくれる?」
「お、おお♪任せておけ。では身体を洗うからちょっと待っておれ」
はしたないところを見せてしまった佳代は、早くいつもの調子を取り戻すべく、響香と静那を呼び寄せて耳元で何やら話し出す。
すると2人の顔が一気に赤くなる。
「ちょ、ちょっと佳代ママ!?それホントにするの!?」
「そ、そのようなはしたないことを、わわわらわにしろと!?」
「別にやりたくなければよいぞ?あたし1人でもできるしの♪」
佳代は動揺する2人をなだめながら、言葉巧みに誘いをかける。
もともと駿にベタボレの2人は駿の子種もかかっていることもあり、しぶしぶ佳代の提案に乗ることにした。
もっともそれは見た目だけで、実際は期待と興奮でたまらない状態なのは言うまでもない。
忘れてはならない。彼女らは男の精をすする不死身の屍美女なのだ。
駿もそれがわかっているから、誕生日を前日に控えた子供のように期待と興奮で胸を膨らませながら待っている。
「待たせたの、駿坊。それではお望みどおり、あたしらの乳で洗ってやるからの♪」
そう言うと3人は駿を囲むように配置につくと、3人はお互いの手を取り合い。
すでに母乳でぬるぬるの身体に、更なる母乳を蓄えた6つの果実が駿を押し潰さんと押し付けてきた。
母乳をボディーソープ、乳房をスポンジに見立てた全身洗浄である。
「うわわっ!?こ、これ・・・す、すごいっ!?き、気持ちいいっ!?」
それぞれ大きさもやわらかさも違う、3種類の乳房の感触。
駿は思わず悲鳴を上げる。それはまさにこの世の桃源郷だった。