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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 104

これも佳代流の愛…屍美女を前にして、母乳と精液まみれで転がってる屍美女を置いて『好きにしろ』と言うのは、結論は一つしかない。
その意味を確認しようとする全員の瞳は、期待に輝いている。
佳代は、片手で綾子の貞操帯の鍵を外してやると、行っていいぞとばかりに尻をピシャリと叩く。
「「「それぇーっ!!」」」
「ひぃっ!…ひぃやあぁぁぁっっっ!!!」
そして、一斉に飢えた屍美女が智恵美に襲いかかるのを尻目に、駿を抱きながら鼻唄混じりに風呂に向かったのだ。


――――

きゃあぁ・・・!ダメ、そこは・・・!あ、ああぁ〜ッ!?

智恵美の声をBGMに、佳代と響香、そいて静那は駿を洗いに風呂場へとやってきた。
佳代はともかく響香が止めないのは、あの本能に忠実な3人を相手に舵を取る自信がないのと、佳代が抜け駆けしないようにするためである。
特に元プロレスラーの綾子は、貞操帯でおとなしくさせられてたぶん特に凶暴になっているはず。

(とりあえず命の危険はないわけだし、許してねお母さん)

と響香は心配そうにしつつもおもちゃにされているであろう智恵美に手を合わせた。

「さて。それではさっそく身体を洗ってやろうかの」

そんな中、佳代はさっそく駿の身体を洗おうと駿の身体に湯船のお湯をかける。
なぜろくに家事もしてない風呂に湯が張ってあるのか?
それは話の都合というものである。小説万歳。
お湯をかけ終えると、静那はそのきれいな白い手をタオル代わりに駿の身体を洗い出す。
そして佳代はおもむろに乳房をつかんで搾り始める。

「ん・・・ふぅ・・・っ♪」
「ちょっ!?佳代ママ、何してるのよ?」
「ん・・・?母乳を出しておるんじゃよ」
「見ればわかるわよ!?なんで母乳が必要なの!?」
「仕方なかろう。石鹸がないんじゃから」

要するに母乳はボディソープ代わりらしい。
しかし姉としては祖母の抜け駆けを許すわけには行かない。

「わかったわ。それなら私も出すっ!」

響香はそう言うと、佳代と一緒に母乳を駿の身体にかける。
古めかしいつくりの風呂場に、響香と佳代の甘い声、そして2人の母乳の甘いにおいが充満していく。
そんな中、静那は愛しい弟の疲れを癒そうと懸命にそのたおやかな手をこすり付けていた。
そんな二人を(意外と)優しい目で見る佳代は、何かを思案しながら風呂場内を見渡す。
死んで以来、風呂に入ったのは久しぶりである。
今までは、駿との怒涛のセックスの中で眠るのが常だったし、駿の精液だけでなく自分達の体液の全ても『食料』である為に、お互いで舐め合っていた。
しかし、女である彼女達が風呂に入らないのは違和感があった。
確かに良く考えれば風呂に入る事は思いついただろうが…やはり屍美女になって何処か人間的な部分が自分でも気付かぬ内に欠落してたようだ。

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