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魔剣使い
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔剣使い 18

女は今度は声は上げなかった。かわりに、喉からヒュ、と息が漏れたと思うとビクンと体をのけぞらせ硬直した。
見守るうちに、今度はぐったりと脱力する。
女の顔は紅潮していた。息が荒い。
間違いない。イったのだ。

「お前、すごいな!」
彼は素直に剣に賞賛の言葉を贈った。
それほどでも、といった意味の得意げな返事が返るが、もちろん女には聞こえない。
女は、バカにされたと思ったのか、快楽に潤んだ目で彼をにらみつけた。

彼は、魔法使いの娘の体をつながったまま裏返した。
スカートをまくりあげて細い腰をつかみ、後ろから突き立てる。
娘は四つん這いをたもってもいられず、前につっぷして激しい動きを支えた。
「はあっ…あっあっアッ…ああんっ」

そのまま女戦士の股間に手を伸ばす。
淡い色合いの陰毛に覆われた秘所は、服ごしにもすでに濡れそぼっていた。
脚をぴったりと包む鎧下を下着ごと引きずり下ろし、下肢を露出させる。だらだらと愛液を溢れさせる秘所に、彼はためらいなく指を突き入れた。
「くっ…やめろ!ウッ…はあッ!」
挿し込んだ指は、抵抗なく根元まで埋まった
中をぐりぐりと掻いてやると、さらに奥へ引きずり込もうと膣壁が蠢動する。

娘を突きながら、ぐちゅぐちゅと音を立てて女戦士の秘所を指で犯した。
戦士は声こそ堪え続けたが、指を三本くわえ込んだ陰唇からは愛液が漏れこぼれ、床に水たまりをつくっていた。
娘の方は、ほとんど意識もない。突かれてはあえぎ、引かれては啼くばかりだ。

娘がひときわ高くあえいだ。
「またイクぅ!…イっちゃ…ごめ…なさいぃ……ギア、さまっ…!」
幾度目かの射精のときが近づいていた。
彼は娘の絶頂に合わせて、腰を激しく動かした。パン!パン!と肉を打つ音が闇に響く。
「うあああっ!」
最後の瞬間、彼は最奥に勢いよく突き入れ、奥をさらにえぐる勢いで精を放った。何度も膣内に出されてもはや収まりきらない精液が、広がった膣口の隙を縫って溢れ出る。
「あんんッ…いやあっイクっ…アさまっ、ハギアさまぁ!ああぁぁああッ!」

愛人の名前だろうか?
男の名を呼びながら、娘は何度目かの絶頂を極めた。
ビクン、と激しく痙攣したと思うと、娘の体ががっくりと力を失った。気絶したらしい。

先ほどと同じ靄の幻覚ののち、魔剣が彼の脳裏でこうつぶやいた。
『やはり、一人の女では限界があるか…』

残っているのは、指だけで何度か潮を噴かされ、ぐったりとした女戦士だった。

声を上げまいと必死に歯を食いしばり、紅潮した顔で彼を激しく睨みつける。
殺意の視線ひとつで人を殺せるという、稀少な呪眼種の噂を彼は思い出した。もし彼女がその種族ならば、彼はもう死んでいただろう。
その殺意の眼差しが、快楽に濁り、生理的な涙に濡れる。

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