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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 95

オレは少し悩んだが、結局見せつけるだけで手は出さないことにした。
ヤツの本能を何とかする術を見つけるのが先だと判断したのだ。
ロカのおなかの石化傷は少々アレだが、それさえ治せば性格的にも何の問題もないのだし。
オレはプカプカ培養液を漂うロカの身体を反転させ、サークに見えるようにすると、一息で剛直を胎内に突っ込んだ。

「・・・ん、ぁ・・・ッ・・・!」

かすかな悲鳴と共にびくりと反応するロカ。
今までは体力の関係で手加減していたが、ここからは本番。
無限に回復できるこの状況を利用して、まずはロカをオレなしでは生きられないくらいに仕込んでやるっ!
そして次はサークを・・・!
目的を定めたオレは猛然とロカを突き始める。
胸をもみしだき、口を吸い、子宮に精液をひたすら注ぎ込む。
さすがに絶頂すると快感で動きが鈍くなるものの、オレは止まることなくロカの身体を開発し続ける。
何度も何度も放出しているうちにロカの石化した傷口が少しずつ小さくなっていく。
そしてそれに合わせるかのように、ロカの身体がオレの身体になじんでいく。
彼女が目を覚ましたとき、ロカはどんな反応をするのだろうか?
目覚めた瞬間に、オレをオスとして認めるのだろうか?
それとも気づいたらオレ専用に改造されてしまった自分の身体に驚くのだろうか?
オレは徐々ににらみつけるサークの存在を忘れ、ロカという女にのめりこんでいった。
・・・・・・意識が浮上してくる感覚
────。
(まだ生きておるのか…)
その事実は、ロカにとっては意外な事であった。
封身解放したサークの一撃は間違いなく致命傷であり。肉体を石化させる事で対応したものの、せいぜい寿命を数刻ほど引き延ばすのが関の山の筈だった。
───ッ────。
(躰の感覚は…未だじゃな。じゃが、この感じは恐らくまぐわい。大方房中術の類いであろうが…感覚の戻らぬ事を喜ぶべきか、悲しむべきか)
感覚が戻る事への不安と期待、そのせめぎ合いを楽しみつつ、ロカは己の主人への想いを募らせて行く。

(抱いておるのは・・・おそらくあのラグとか言う男、か。
 やれやれ、まいったの〜。
 拙者としてはあの男が我がつがいにふさわしいか、力量を見極めてから抱かれるつもりだったんじゃが。
 人生なかなか思い通りにはいかんわい)

ロカは自分が生死の境をさまよっていたことなど大したことない様子でしゃべる。
これが魔物の至高回路なのか、それとも魔物と人間の大戦を生き抜いた結果こうなったのはわからないところであるが。

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