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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 87

 そこでだ。オマエにはこれから2人にたっぷりと黄金の精液を注いでもらいたい」
「・・・なるほどね。封育樹とオレの精液で相乗効果を狙うわけか」
「その通り。疲労くらいなら樹液の回復効果ですぐに全快できるからな。
 計算上、黄金の精液を無限に出せるわけだ」

オレでもわかる簡単な話に、オレは内心ホッとする。
変な無理難題を押し付けられると思っていただけに、安堵感もひとしおだ。
しかしサルスベリの次の一言で、治療の難易度は格段にアップする。

「だが、サークが全快して目覚めたら、何するかわからんからな。
 徹底的に犯してオマエの性奴隷・・・いやペットにでもしてしまえ」
「はぁ?そんなこと言わなくても問題ないだろうが?」

今までの女たちも形はどうあれ、魔物の本能に逆らいきれず、オレに従属してきたってのに。

「バカモノ。忘れたか。ソイツの本性は理性もなく破壊を続ける魔物、バーサーカーだぞ?
 目覚めたらどうなるか、想像してみろ」

・・・そうですね、間違いなく大暴れするでしょうね。
ましてオレに純潔を奪われたと知ったら、恥辱と怒りで破壊と殺戮の嵐が吹き荒れることでしょう。
治療のためとは言え、そんなヤツと一緒に放り込むあなた様のその精神構造が、ホント恨めしいですよ、ええ。

「それにロカもあまり悠長に治療してはいられん。
 何せ傷口からどんどん石化していっているのだからな。
 早く意識を取り戻して石化をやめさせねば、どうなるか予測もつかん」

・・・はい、ちょっと待ってくださいー。
もしかして私、とんでもなく厄介な仕事押し付けられていませんかー?
ロカを助けないと石化がどうなるかわかりませんー。
しかしその間にサークが目覚めて暴れたら死亡確定ですー。
だからと言ってサークを治療してもどの道暴れることに変わりありませんー。

「・・・オレにどないせいっちゅうんじゃいっ!?」
「だから言っとるだろう。徹底的に犯せ。
 女をコマすことならオマエの得意分野だろう?」

わぁお。ほめられてもちっともうれしくねー・・・!
オレはこれが済んだら確実にサルスベリも同じ目に会わせてやると固く心に誓うと、透明な封育樹の樹液の中に漂う2人の重傷患者に視線を送った。
散々黄金精液を注がれ、封育樹の中にブチ込まれた甲斐あって、2人の顔色はいい。
しかし・・・それだけにちょっと手を出すのは怖い。
正確にはサークが目覚めたらどうなるかと思うと・・・。

「・・・なぁ、あれだけ精液注がれたんだから、オレの性奴隷になったとか希望ねーかな?」
「それはない」

サルスベリはキッパリ断言してくれた。
オイオイ、オレの精液にはメスの魔物の本能を刺激して従属させる効果とかがあるんじゃなかったんですかー?

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