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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 81

ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ・・・・
「はっ!」
アスタナビュートは我に返った。
いきなり隣室へと消え、しばらくすると戻ってきた。
青い液体の入った大きめのガラスコップ数杯、それに干し肉に香辛料をかけたもの。彼女の手にしたお盆にはそれらのものが乗っていた。
「急なことなので、栄養のつくものと言っても気休め程度ですが・・・・。この青いのはサルモネラ様が作り置きしていた栄養ドリンクです。どうぞ。」
オレはそばまでやってきたアスタナビュートからコップを1つ取ると、一息に飲み干した。
「ぷはーっ!いいな、これ。」
よく冷えた栄養ドリンクは旨かった。
そして干し肉をつまんで食べる。
その間にもサルスベリの腰を突くことも忘れない。
「あはぁっ!はあっ!あっ!」
ぱん、ぱん、ぱん
もぐもぐ・・・・
「ふー、うめえな、これ。」
お盆を持ったままのアスタナビュートは言った。
「ファリカの黄金の精液は、今回のように濫用するものではありませんから、今のラグ様の肉体的消耗に対してはこれでも気休めにしかならないのですが味も合ったようで、何よりです。」
「それにしてもリザも狭霧もオルゾスも遅いな・・・」
もう1杯ドリンクを飲んで、言った。
オレもいい加減待ちきれなくなってきた。肉もドリンクも旨いが、目に見えて体力が回復するというほどの感じじゃない。
すこしマシになったかなという程度だ。
ずちゅ、ずちゅ、むちゅ・・・・
サルスベリを突きながら、あちこちを愛撫したり、突いたりする。房中術を行うことも忘れない。
 
バタン!
 
その時、部屋の扉が勢い良く開いて、飛び込んでくる声と姿。

「ラグっ!無事かッ!?」
「反対派の古参メンバーを捕まえてきた・・・ぞ?!」
「「「ッ!!??」」」

突然の仲間たちの乱入に、オレ・サルスベリ・アスタナビュートは驚きでその身を固めた。
なぜかわからないが、ものすごくマズいところを見られたような気がしたからだ。
先ほどまでの勢いはどこへやら。
オルゾスたちは氷のように冷えきった視線を向けながら口を開いた。

「・・・ラグ?何でサルスベリたちに手を出している?」
「確か治療が必要なのはロカさまとサークさまじゃありませんでしたっけぇ・・・?」
「い、いや。さ、さっきまでやってたんだけど。
 体力もたないから、こうやってサルスベリたちから・・・なぁ」
「そ、そうだ。ここ、これは間違いなく治療の一環だ」
「ふ〜ん・・・そうなんですかぁ・・・」

いつにないヤバそうな雰囲気にオレだけでなくサルスベリまでもがどもりながら応答する。
アスタナビュートにいたっては恐怖のあまり、声も出ないようだ。

「私たちがんばったのよぉ?わかるぅ?生け捕りにするのって皆殺しにするより大変なのよぉ?」
「・・・(コクリ)」
「そ、そう・・・。それはご苦労様でしたね・・・」

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