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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 68


いざ治療を始めようというとき、オレは疑問に思っていたことをつい口にしてしまう。
そりゃそうだろう。だって治療する必要のないサルスベリとアスタナビュートが全裸になっているんだから。
しかしそんなことは予測済みと、サルスベリは極めて冷静に答える。
アスタナビュートは無表情すぎて意思が読み取れなんだが。

「何を言っている。今回はオマエ1人で2人を治療せねばならないのだぞ?
 それを迅速かつ確実に行うために、私たちがオマエをサポートするのだろうが」
うそだ。ならなんで股間がキラキラと光を反射している?
オレはそう思ったが、あえて突っ込むのをやめた。
サルスベリ相手にうかつに突っ込むことは危険だと判断した結果だ。

「時間がない。それでは始めるぞ。
 オマエは指や舌でロカたちの準備をしろ。
 その間、私たちがオマエの準備を済ませてやる」
「うおっ!?」

サルスベリはそう言うと、アスタナビュートとオレの下半身に潜り込んでイチモツをパクリとくわえた。
そしてすぐさま情熱的なフェラ○オを開始した。
や、やっぱりやりたかっただけなんじゃねえのか?
しかしいつまでもこうしてはいられない。
オレは快感に耐えながら、まずはロカを抱き起こして口付けた。
腹に彼女の石化した部分の硬い感触が伝わる。
オレは自らの不明を心の中で詫びながら、ロカの口の中に舌をねじ込む。
しかしどれだけ生命力を送り込んでも、ロカの反応はない。
その症状の重さに危険なものを感じたオレは、すばやく彼女の秘裂に指を這わせる。
やあり触るだけでは反応がなかったので、思い切ってその指先を中に入れる。

「ん・・・あ・・・」

かすかにロカの唇からうめき声がもれる。
まだ息がある。そう思った瞬間、下半身の注意がおろそかになってガマンの限界に達した。

「・・・うッ!?」
「うもっ!?」

ドクンッ!ドクッドクッドクッ・・・!

大量の精液が放出され、サルスベリとアスタナビュートの端正な顔を汚す。
・・・うう。何、普段クールな2人に顔射して興奮してるんだ。
今は2人の命を守ることが優先だろ?
自らの節操のなさとそれでも隠し切れない男の性に苦悩しながらどことなくうれしそうな2人の顔を見る。

「まったくこんなに早々に射精しおって・・・。
 ロカたちに出さねばならんと言うのに、何を考えているのやら」
「・・・その割にはずいぶんうれしそうに見えるんだが・・・」
「気のせいだ。疲れて視力が低下しているんじゃないのか?
 そんなことで大丈夫なのか?」

オレはいたって健康です。
ドサクサ紛れに抜け駆けするアンタたちの身の安全のほうがオレは心配ですよ。
しかし今、最優先すべきは治療であってサルスベリたちではないのも事実。
これ以上のやり取りは不毛とあきらめ、ロカの治療を再開する。

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