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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 63


それだけ聞くと、2人は『わかった』とだけ答え、ミミたちの元へ戻る。
・・・何だ?この一食触発を思わせる緊迫した空気は?
オレは何かやったか聞きたいと思ったが、はt里詰めた空気に身の危険を感じて動けない。

「いいか。タイムリミットは今聞いたとおりだ」
「みな適当な数の兵士たちを率いて聞き出しを。
 同時進行で残党狩りを展開する」
「間違いなく抵抗されるだろうが絶対に殺すな。
 生きていれば腕や足の1本や2本なくたっていい」

・・・もしもし?何かものすごく物騒なこと言ってません?

「この作戦は1分1秒を争う重大なミッションだッ!
 各員全力を尽くせッ!!」
『応ッ!!』

何やらすさまじい気迫を漂わせつつ、息を合わせる女たち。
彼女らはそれ以上会話をすることなく、封育樹の情報を得るべく一斉に駆け出した。
・・・と、思ったら。

「やぁれやれ。何みんな熱くなってんのかしら。
 ほれた男の精液を奪われたくないから・・・って!?」
「何をとろとろ歩いているッ!?
 時間がないんだ、オマエもきっちり働けッ!!」
「え!?ちょ・・・待ってええぇぇぇ・・・ッ!!??」

遠のく悲鳴を残しつつ、だらだら歩いていたキュリエルは、テスに捕まり姿を消した。
・・・すいません、一体これはどういうことでしょう?
残されたオレは呆然と
それを見送ることしかできなかった。
そこから先は皆まで言うことはないだろう。
ロカとサークを巣食うには反対派が隠し持っている封育樹が必要で、それまで2人はオレことラグとHし続ける。
そんな情報が兵士たちの間であっという間に浸透した。
捕虜となり、オレのとりことなった反対派兵士のトルナ、シェーシャ、リーリたちも、その話を聞いて協力させてくれと涙ながらに懇願したらしい。
自分が調教したとは言え、恐ろしいまでの忠誠心である。
それから元反対派の兵士がだれも情報を持っていないことを知るや、リザたちは大規模な反対派の残党狩りを開始した。
その最初の犠牲となったのは、まだ反抗心の残っていたテトやナナリに土産として連れてこられたシュアナだった。

「ひっ・・・ひいいィィッ!?」
「おっ、おおっ!?ゆっ、許してッ!?いっそ私を殺してぇッ!?」
「さぁ、お2人とも・・・?
 反対派の居場所や封育樹の隠し場所、知っている限りのことを洗いざらい放していただきますよ・・・?」
「・・・ミミ様、少々性格が変わっておられますが大丈夫ですか?」

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