PiPi's World 投稿小説

モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 5
 7
の最後へ

モンスターハーレム 第2章 7

・・・アイツの手コキはまるで本番をしているかのような錯覚に陥るほどの腕前だった。
何気なくつかんでいるように見えて、実はその力加減を微妙に変化させて膣内の感覚を擬似的に作り出したのだ。
とんでもない技術の数々に驚くことしかできないオレに、キュリエルは微笑む。
彼女の目はこう言っていた。

『クスクス・・・ずいぶんたまってたみたいね?
 これならあなたが死ぬまでにたっぷりと遊べそう・・・。
 しっかりがんばって私を楽しませて、ネ?』
(―――こっ、この女ぁっ!)

人の心なんて読む力なんてないが、その目は明らかにそう言っていた。
今まで主導権を握る立場だったオレは、何かプライドを傷つけられたような気持ちに捉われ、怒りにその身を焦がした。
それを感じ取ったのか、キュリエルはキスをいったん中断して身を離す。

「うふふっ、怒らせちゃった?ごめんなさいね。
 おわびに、今度は私の身体をあなたの好きにさせてあげる。
 たっぷりと気持ちよくさせてね?」

キュリエルはそう言うと、その場にごろんと横になった。
まな板の鯉状態でオレの愛撫を待っている。
明らかにオレを見下している行為だ。
上等だ!後で泣きを入れても許してやんねえぞ!?

「やぁン♪」

怒り狂ったオレは、猛然とキュリエルに襲いかかる。
しかしオレはこの時冷静に考えるべきだった。
処女しかいないはずのこの愚者の迷宮で、なんであんな卓越した性技を持っていたのか。
そして初めて男に抱かれるというのに、この余裕は何なのか。
その理由を知ったとき、オレの男としてのプライドはさらにズタズタにされるのだが、怒りに我を忘れたオレはそんなことにすら気づかなかった。
キスでは勝ち目がないと悟ったオレは、指や手を使い、思いつく限りの性感帯を攻め立てる。
もちろん、キスしないからって舌もおろそかにしない。
首筋や耳たぶなどを攻撃するのに使っていく。

「んッ、ふッ♪あんッ!そ、そこ、もっとぉ・・・♪」

あれだけのキスと手コキを見せただけあって、キュリエルは感じつつもまだまだ余裕といった様子でおねだりする。
その態度が怒りをあおり、オレからまた冷静な判断力を奪っていく。

(こ・・・のっ、余裕見せつけやがって・・・!)

怒りに我を忘れたオレは、思わず秘裂から顔をのぞかせる突起物を力任せにギュッ!とつまんでしまった。

「ひぃあぁあッ!?ちょ、ちょっとっ!
 そこはもっと・・・優しくっ!」

力任せの攻撃に、キュリエルはたまらず抗議の声を上げる。
イカンイカン、同じ土俵の上で叩き潰そうと思っているのに、暴力で片付けたらいかんわな。
いくらムカつくとは言え、相手は女でセックスでの勝負を望んでいるわけだし。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す