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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 370

オレは鼻を解放すると同時に素早く彼女の後頭部を押さえ、強制イマラ○オを開始する。
目を白黒させながらオレを楽しませるルン。
舌の動きがないのは少々残念だが、男嫌いの女を好き勝手しているという実感が否応なしにオレをさらなる高みへと導いていく。

「うおおっ・・・!出す、ぞぉッ!?」
「・・・っ!?お、おぼぉッ!?げ、げほっ、げほっ、げほっ!お、おぅええっ!」

そしてそのまま射精。
いきなり男の精を飲まされたルンは何とかオレの剛直を吐き出すと、肺の空気と一緒に臓腑に流れ込んだ精液を吐き出そうとえづいていた。
失敬な話である。オレの精液はこれでも人気が高いんだぞ?
ミミとかテスとか、オルゾスとかもこれを浴びると恥ずかしそうにしつつも喜んで飲み込むんだぞ?
キュリエルみたいなストレートなヤツなんか、それこそ夢中になったりして。
そこまで考えて、オレはふと思い出した。
この場にはルンだけではない。ウネリやキュリエルもいる。
どうせならこの機会に3人一緒に食っちまってもいいではないか?
そんな傲岸不遜極まりない、不埒な名案が萎えかけたオレの息子に更なるたぎりを与えるのだった。
だが愚息のたぎりとは別にわずかに残された理性が冷静になれと忠告する。
相手は筋金入りのレズだったルン。
そんな彼女の求愛を断り、あろうことかその右腕を切り飛ばした女、ウネリ。
そしてこのオレの精力をもってなお、完全に堕とせなかったハイサキュバスのキュリエル。
どの女も一朝一夕でコマせるような安い女ではない。
そんなことをすれば、返り討ちに遭うのはオレのほうだ。
性的にではなく、物理的な意味で。
まだオレは何も知らず、この薄暗い迷宮から出たこともないまま死ぬだなんてゴメンだ。
ならば今は一気に攻略することはあきらめ、ルンには男の良さってもんに慣れてもらわなければならない。
そう考えたオレは、むせるルンにこう言い放つ。

「あーあ、もったいねえ。やっぱいくらヤる気になってもそれも飲めないようじゃ、本番まで行くのは無理そうだ。
 おまえさんの処女をもらうのは今度まで取っておくとして・・・今は男の良さってヤツをたっぷりと理解してもらうとしよう。
 さしあたっては・・・そうだな、まずはそれを嬉々として呑み込めるようになってもらおうか?」

それから彼女はオレの手によって、その男嫌いだった身体を徹底的に開発されることになる。
レズとは言え、もともと感じやすくMの素質を持っていた彼女はまるで楽器のごとく美しい悲鳴を上げ。
ウネリとキュリエルが目覚めるころには全身精液まみれでアヘ顔をさらすようになっていた。
くくく、これで第1段階は完了。今日はこの辺で勘弁してやるが、次は間違いなくその処女をいただかせてもらうからな、ルン・・・!

「んにゅ・・・何、してるのぉ?」
「ッ・・・!?」

そこに別の誰かから声をかけられ、オレは思わず背筋を伸ばし、超えも上げられぬほどに驚いた。
カグラいわく、この迷宮にいる魔物のオスはオレだけなんだから、別にどこの誰と肉体関係を深めていようと問題はないのだが。
それでも女の子に調教なんて不埒なことを考えてる最中に声をかけられれば、びっくりしてしまうものなのだ。
驚いたオレが声のしたほうに顔を向けると。
そこには長い青髪をポニーテールにしてまとめている1人の少女が、眠そうに眼をこすりながらあくびをしていた。
・・・誰だ?見たこともない少女だ。いや待て。落ち着け。思い出せ。
サルスベリはあのドンパチでケガしたのは誰と言っていた?
オレと、ルンとキュリエルと・・・そうだ、ウネリだ!
アイツと戦ったとき、正体であるカメの姿は見ていたけど、倒すその瞬間までコイツの人間の姿って見てなかったわ!
まだ状況が呑み込めていないのか、しきりに周囲を見回しながら、

「あれ〜?ここどこぉ〜?私、なんで包帯でグルグル巻きにされてるのぉ〜?」

などと言いながらまかれたばかりであろう包帯を引きちぎっていた。
当然そこに押さえつけられていた見事な巨乳・・・否、爆乳・・・訂正、超乳が『ばるるんっ!』と勢いよく飛び出した。
な、なんてけしからん乳してやがるっ!?
い、今までいろんなヤツの乳を拝んできたが、こんな破格のバストサイズは見たことねーぞ!?
女の胸は狂器だなんて言う話は聞いたことはあるが、これはそんな生やさしいものじゃない。
兵器だ。見る男すべての理性を破壊せんとする兵器だぞ、このレベルはっ!
・・・ん?聞いたことがあるって・・・誰からその話聞いたんだ、オレ?
オレが生まれたのはついこの間の話で、誰かから教えられたりするはずが・・・。
あ、もしかしてオレを育てていた封育樹か、素体になった魔物の知識(記憶)か?
不可解な記憶にそんなことを考えていると。
状況を把握しようと周囲をきょろきょろしていたウネリが、のんびりとした口調で声をかけてきた。

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