モンスターハーレム 第2章 369
「ンアアアァッ!?」
乳房に噛みつかれたルンは背中をそらせて悲鳴を上げる。
胸から伝わる甘い痛みが恐怖と一緒に快楽を伝え、1つとなって脳を刺激する。
その喜びは大量の愛液となって内腿を流れていく。
オレがそれを見ていたら、きっとイヂめるネタができたと喜んでルンをからかったに違いない。
だがあいにくと今は弾力あふれるルンの胸を堪能中。
とゆーか、あんまり激しく反応されたもんだから、振り落とされるまいと必死だったのだ。
こーゆーとき、敏感に反応してくれるのが憎く思えてくるな。
そんな感情が行動に出てしまったのか。
オレは知らず胸に噛みつく顎に少々力を込めてしまった。
鋭い犬歯がルンの皮膚を傷つけ、赤い鮮血が水滴のようにあふれて口の中にこぼれ落ちる。
―――その時。
ドクンッ・・・!
(――――――!?)
何とも言えない甘い血の味が口の中いっぱいに広がった。
な、何だ?この今まで食ったことのないような、ものすごい美味は?
血ってこんなにうまかったのか?
あまりのうまさに、オレは動揺しつつもさらに力を入れて彼女の柔肌に小さな傷をいくつも付けていく。
そこからにじむ血液を夢中になってなめしゃぶる。
はたから見ればそれは大の大人に母乳を飲ませる、赤ちゃんプレイのような情けない姿のように見えただろう。
でもその本質はまるで違う。そこにいるのは男と女ではなく、捕食者と獲物の関係になりつつあった。
―――食イタイ。
オレの中で何かがとんでもないことを言ってきた。
いや、それが何かはもうわかっている。オレの本心。
生まれてこの方、暴力をふるうばかりで魔物らしいことなど何1つしていなかったオレに、魔物の本能とも言うべき部分がささやきかけてきたのだ。
このままそのささやきにすべてを預け、この女を食らってしまいたい。
そんな欲求が頭をよぎる。
だがあまりにも自分勝手で愚かしい思考に、オレの理性は迅速に行動した。
バシィッ!
オレは自分で自分の正気を取り戻そうと、自らの頭をブッたたいて危険な衝動から意識をそらしたのだ。
脳みそに直接響くような痛みに危険な衝動は消え、クリアな思考が戻ってくる。
しかしオレはルンの胸を解放こそしても『痛い』などとは口が裂けても言わない。
せっかくこんなイイ女を抱けるのだ。
その貴重なチャンスをこんなことで台無しにすることなど断じてあってはならない。
それは生まれたばかりのオレに生まれた、譲れない一線というヤツだった。
何とか正気を維持したオレは、乳首をチュウチュウ吸いながらルンの秘裂を攻める。
と言っても割れ目を指の腹でなでるように何度も往復させるだけ。
しかし胸だけであれだけあえぐ女が秘所をいじられて反応しないわけがない。
ただなぞっているだけで指は愛液で濡れ、今や内腿から滴り落ちる始末だ。
焦らすようになぶり続けた結果、硬く男を拒んでいたその入り口はオレに屈したかのようにやわらかくなり、肉の芽はその割れ目からヒョコッと顔をのぞかせていた。
それを手の感覚だけで理解したオレは、まずはその顔をのぞかせた部分から行こうとこすり続けた指を少しえぐるようにちょっとだけ潜り込ませた。
「ひゃあ、ぐっ・・・!?」
その感覚に驚くルン。しかしその次の瞬間、指先が肉の芽に直撃し、ルンは大きく反応する。
しかもそれは1回だけでは終わらない。
肉の芽をはじいた指はそのまま元来た道を戻り、再び同じ道を行き来する。
そのたびに何度も何度もクリ○リスをはじかれ、ルンは快感に喘ぎ続ける。
やがてたまらなくなったオレはズボンを脱ぎ捨て、硬くいきり立った剛直を露出させた。
そしてその先端をぐったりとなったルンの頬に押し付ける。
「んあ・・・?う・・・。・・・・・・ッ!?」
クリ○リス攻めに意識が軽くトンでいたルン。
だがその意識がハッキリし、自分の頬を押し付けるものの存在を理解した瞬間、顔を耳まで真っ赤にさせて凝視した。
陸に上げられた魚よろしく、口をパクパクさせながら何事か口にするルン。
「バッ・・・こ、これっ・・・!お、おち・・・!?
き、汚っ・・・!や、やめ・・・!そ、そそそ、そんなモン押し付けぼッ!?」
おそらく拒絶していたのだろうが、オレは容赦しない。
口を動かしているそのスキに剛直を無理やり口に突っ込んだ。
さらに彼女の鼻をつまみ、否応なしに口を開くように仕向けてやる。
すると不意を突かれたこともあり、ルンは俺の思惑通り必死にそのかわいらしい唇を大きく開けて剛直を受け入れてくれた。