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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 367


グワシッ!

「ひっ!?」

と、ゆーわけで。
まずは男嫌いの処女の胸を遠慮なくわしづかみにしてみる。
まあ?処女っつっても、ここにいる女(魔物限定)はほとんど処女なんだケド。
処女じゃねーのはオレと関係持っちゃった女か、三王とかゆーバーサンと子供くらいのもんだ。
あ、そう言えば。あの魔王代行のカグラはどーなんだろ?
やっぱり死んだダンナさんとズッポリヌップリ、楽し・・・っ!?

ゾワッ!

(ッ!?な、何だ!?い、今!身の毛もよだつよーな、も・・・ものすごい悪寒がっ!?)

それはこれ以上その話題に触れるなという啓示・・・否、警告・・・いや、死の宣告みたいなものだった。
オレもあのナマモノ樹木こと『封育樹』から出てからいろいろ死線をかいくぐってきたけど、ここまで死を強く意識したのは初めてだ。
な・・・何かわからんが、とにかくこれ以上この話題に触れるのはやめておこう。
これだけ恐怖と危険を感じてこの話題を続けるほどオレも命知らずじゃない。
し、しかし生まれてこの方負け知らずのオレをここまでビビらせるとは・・・。
もしこれが誰かの仕業だとしたら、とんでもない化け物だな。
ま、神様でもあるまいし、ホントに誰かがやってるわけじゃねーんだろーけどよ!

――――

同時刻、謁見の間―――。

「・・・・・・」
「・・・?どうしたんだい、カグラ?急に天井を見上げたかと思えばものすごい殺気を放って?」
「地上にアンタが警戒するような敵でもいたのかい?
 少なくともアタシがここに来るまで、そんな大物はいなかったと思ったけどね?」

そこでは三王のうちに2人、『海王』ヴァイアと『空王』ヴェーチェルが魔王代行カグラとともに最後の1人が来るまでの間、のんきに茶を飲みながら時間をつぶしていた。
しかしそれを見てお茶会とか歓談なんて思うものは1人もいないだろう。
3人の態度や身のこなしはどう見てもリラックスしているはずなのに、周囲の空気は肌を指すほどにピリピリと張りつめている。
タヌキとキツネの化かし合いなんてレベルじゃない。
伝説で世界の覇権をかけて争ったと言われる、神と悪魔の戦いに放り込まれてしまったかのようだ。
事実ここに詰めていた衛兵の何人かはこのプレッシャーに耐えきれず、気絶して治療を受けている真っ最中だ。
衛兵たちからすれば迷惑この上ない連中だった。

「・・・いえ、気のせいでしょう。
 なぜかわからないのですが、妙に不愉快な気分になりまして」
「くかかかっ!またどこぞの命知らずがアンタの悪口でも言ったんじゃないのかい?」
「まったくだね。もしそれが本当だったら、将来この迷宮を任せられそうないい魔物になりそうじゃないか?
 最近の若いモンと言えば口ばっかりでろくなヤツがいやしないからね」

・・・まさかそれがオレ(ラグ)だったとはだれも思うまい。
不埒なことを考えたオレ自身、まさかホントにプレッシャーかけられてたなんて思いもしなかったし。
まったく魔物の世界恐るべし、である。

――――

「んぅっ!?くっ・・・。ふ、うぅンっ・・・!」
「おいおい。胸もまれただけで、なぁに色っぽい声出してんだよ?
 男嫌いとか言ってたけど、実はめちゃくちゃ男好きなんじゃねえのか、実は?」
「なっ・・・!?何、バカなこと、言っ・・・ひンッ!?」

思わぬプレッシャーにちょっと驚かされたものの、すぐに気を取り直した俺は包帯越しにルンの胸をぐにぐにともんでいた。
本来なら無骨なビキニアーマーの下に手を突っ込んだり外してたりするところなんだろうが、サルスベリの治療を受けたばかりのコイツにそんな無骨なものはない。
あるのはせいぜい傷ついた身体に巻かれた包帯くらい。
もしかしたらサラシのつもりで巻いているのかもしれないが、その程度の装備ではオレの魔手の快楽から逃れることはできない。
これまでたくさんの女たちをオトしてきたオレの実力をナメるなよ?
ルンも抱かれてやると言ったものの、まさかこんな簡単に喘がせられるとは思っていなかったらしく。
オレの言葉に生意気な言葉を言って反論しようとする。
ですがルンさん?そんなかわいい声出してちゃ、意味ないですよ?
むしろ火に油注いじゃってますからね?
オレはさらに彼女の口からかわいい声を引き出すべく、これまでの刺激で隆起し始めた小さな突起物に手・・・否、指を伸ばした。

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