モンスターハーレム 第2章 302
ちょんっ。×2
「・・・!!・・・ッ!!」
その瞬間、2人は再び絶頂の痙攣を始め、2人の股間あたりに大きなしみが浮き上がってきた。
どうやら絶頂の連続で、吹き出た大量の愛液、もしくは潮を衣服が吸い取っているらしい。
母乳の出るソウルイーターに至っては、胸にまで甘い香りのするしみを作っている始末だ。
「ちっ、ちょっと魔力を送り込みすぎたか・・・?
これじゃうかつに触ることもできねえ・・・」
勢い任せの、短絡的な自分の行動を後悔しつつ、オレは送り込んだ魔力が落ち着くまでちょっと待ってやることにした。
敏感な女の子を抱くのは好きだが、これではおもしろみに欠けると思ったのだ。
とりあえず彼女たちと少し離れたところに座って、経過を観察する。
すると自分の送り込んだ魔力は、予想以上にすごい効果を生み出していることに気づいた。
「ふッ、ぐ・・・!あ、ああぁッ・・・!?」
「ひ、ひいぃぃぃッ!?あ、がッ、きぃッ・・・!?」
誰も触ってもいないのに、狭霧とソウルイーターはひたすら絶頂を繰り返す。
どうやら絶頂の痙攣のときに衣服がこすれ、それでまたイッているようなのだ。
・・・いや、もしかすると微妙な空気の流れにまで反応しているのかもしれない。
今、2人は絶頂の連鎖から下りられなくなっているのだ。
しかし問題はそれだけではなかった。
彼女らに注がれたオレの魔力。
それはもう1つの問題を起こしていたのだ。
そしてそれは、彼女たちにさらなる災難を招く要因となるのであった。
「・・・長いっ!長すぎるっ!」
白目をむいて痙攣を繰り返す狭霧たちを前に、オレはたまりにたまったストレスを吐き出すように吠えた。
狭霧たちに注入した魔力の効果は1時間近くたっても消えなかったのだ。
最初はビクビクと痙攣する2人の観察を楽しんだものだが、ただひたすら絶頂しているばかりでは、いいかげん飽きも来る。
と言うか、こんな生殺しの状態でこれ以上待てるかっ!?
待てるとしたら性欲捨てたか、男色のケがあるかどちらかだろう。
我慢の限界に達したオレは、そのストレスを発散するべく絶頂を繰り返す2人に歩み寄った。
「は〜っ・・・は〜っ・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
1時間もの間、絶頂の嵐にもまれ続けた2人の目はもはや正気ではなく、荒い呼吸を繰り返す肉の塊と化していた。
まともな神経を持っているヤツなら、これを見た時点で罪悪感や恐怖で手を引いてしまうところだろう。
だがこれまで何人もの女を相手にし、イカせまくってきたオレは『これくらいならまだ大丈夫だろう』と根拠のない理由から平然とその手を伸ばした。