モンスターハーレム 第2章 279
同じ言葉を繰り返そうとしたソウルイーターに、オレは無言で彼女の乳房を握り締めた。
男を狂わす強力な武器であると同時に最大の弱点でもある胸を刺激され、ソウルイーターはそれだけで快感に悶える。
「・・・オレをバカにするなよ?
オレは、ここの住人が、どこに行ったか、聞いているんだ」
これ以上うそをつくなら、もう一度犯す。
さっき以上に激しく。濃厚に。
彼女のつがいとして、オレは暗にそう言って彼女の答えを待った。
「知ら・・・ないっ。私は・・・知らない、のっ・・・!」
だがオレの脅しに対して、彼女の答えは変わらなかった。
そんな彼女に、オレは無言ですでに母乳あふれる乳房から手を離す。
わかってもらえた。ソウルイーターが安堵した瞬間、オレは彼女の乳首に吸い付き、栄養満点のミルクをすすった。
「ひやああぁぁぁッ!?」
ミルクを吸われる快感に背中をのけぞらせるソウルイーター。
この時彼女はやはり許してもらえないのかとでも思ったことだろう。
だがオレはそんな彼女の予想を再度裏切る。
ミルクを一口すすって体力を回復させたオレは、すぐにソウルイーターを解放し、弱った身体に鞭打って立ち上がった。
快感で霞がかった目で、ソウルイーターは不思議そうにオレを見ていた。
「・・・?」
「ここまでしてしゃべらないってことは、本当に知らないか、知らせたくないのかのどちらかだよな。
だったらオレはそのどっちかなのか、確かめに行くことにするよ。
そうだな・・・。内区にいないんだから、次は外区を当たってみるか」
「ッ!?」
その瞬間、ソウルイーターの頭にかかった快楽の霧が一瞬にして吹き飛んだ。
そして背を向けて歩き出そうとしたオレに、行かせまいとしがみつく。
「ダメっ!あなたはあそこに行っちゃいけない!
あなたのような人があそこに行ったら、きっと・・・!」
何を思い出したのか、錯乱気味にオレを抱きしめ、行く手を阻むソウルイーター。
だがオレには彼女が何を言いたいのか、問いただすことはできない。
その時すでにオレは意識を失っていたのだから。
――――
「ん・・・んぅ」
2度目の気絶から目覚めて最初に見たのは、やはりソウルイーターの乳。
うむ何度見てもものすごい迫力だ。
大きすぎる乳は時に凶器になるというが、まったくそのとおりだと思う瞬間であった。
あの時、不覚にも気絶してしまったのは『ダメ』とか言いながら走り寄って来たソウルイーターに振り向いてしまったのが原因だった。
そしてハグされると同時にRカップ126センチの乳房がオレの顔に押し付けられた。