PiPi's World 投稿小説

モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 257
 259
の最後へ

モンスターハーレム 第2章 259


ドシュッ・・・!

「い・・・つぅっ・・・!」
「ラグっ!?貴様・・・何を・・・?」
「それはこっちのセリフだっつーの。
 いくら正気に戻るためだからって、それはやりすぎだろーが・・・っ」

サークの振り下ろしたナイフは、オレの手を貫通した状態で押さえ込まれていた。
あのはしたない姿を他のものに見せるわけにはいかないと、決死の覚悟で振るったナイフだったというのに。
凶将の異名を持つ女将軍は、羞恥と屈辱、そして快楽で顔を真っ赤にさせて抗議する。

「き・・・さま、まだ私を辱め足りんと言うのか・・・っ!?
 もし私に手を出してみろっ。
 その汚らわしい指なりノドなり食いちぎってやる・・・!」

だがオレは何となく、彼女がうそをついていると察していた。
確かに見た目はサークが怒っているように見える。
しかしオレには何かを恐れて、威嚇しているようにしか見えないのだ。
まったくドイツもコイツも面倒くさい連中ばっかりだ。
オレはそう苦笑せずにはいられなかった。

「安心しろ。おまえもみんなも、平等にかわいがってやるからよ」
「あ、あ、あ・・・だ、ダメだっ。やめ・・・ろっ」
「ら、ラグっ。貴様・・・またそうやってすべてをうやむやにする気かっ?!」
「わ、私以外の女にまた色目を使うとは・・・ゆ、許さぁぁッ!?」

幾分素直になった狭霧が、オレに文句を言おうとする。
しかしそれを言い切る前に、にじり寄ってきたローに抱きつかれて首筋をなめられ、驚きと快感の悲鳴を上げる。

「いーじゃねえか、それっくらいよ。
 どの道みんなラグに犯されんだ、素直に楽しんだほうがいいぜぇ?」

『ほれ、ほれ』などとふざけた調子で狭霧の胸を持ち上げるロー。
普通ならいきなり触られた程度で感じたりはしないのだが、オレのフェロモンで十分できあがっていた狭霧は弱々しく抵抗しつつも快感を抑えられないでいた。
ナイスフォロー。でもそれ、オレの女ですからネ?
そんなわけで怒れる女たちと働いてくれた女たちのご機嫌を取るためのパーティが、こうして幕を開けたのであった。
ま、その内容はいつもどおりの内容なので割愛する。
オレのフェロモンと肉体、そしてこれまでの経験から身に着けたテクニックの前に、ロー以外の女という女たちは喘ぎに喘ぎ、その身体を白ならぬ金色で中も外も染められていった。
時々キレて自分のことを魔王などと言うことはあるが、基本は魔王より女が好きな、ただのろくでなしだ。
後のことなど考えず、その腹にオレの子供を仕込み、オレの性奴隷となるまで徹底的に犯しぬいた。

「はあっ・・・はあっ・・・!ど、どうだっ?
 ちったぁ、オレの偉大さってもんを理解したか?」

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す