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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 258

「かく言うオレも、何だかポ〜っとして・・・・オレ、発情・・・改造以来初めて発情してる・・・。ひょっとして、これがお前の・・・・。」
「あ、ああ・・・・女殺しモード発動でこの辺り一面オレのフェロモンだらけになってる。それで皆発情して・・・・。って、お前もか?」
「有り難う!!」
うわっとと、オレはいきなりローに抱き付かれた。
「懐かしいこの感じ・・・男に性的魅力を感じる・・・・。ラグ、お前が欲しい・・・。
オレ、ヘテロセクシャルに戻れたんだな!!」
大喜びしているローは何度も、抱きついたまま「有り難う」と繰り返して来た。
そして、オレの片手を自身の秘所に導く。
「ほら、お前に抱かれたくて濡れてきたんだ!!」
確かに、ローの秘所は愛液が滴りそうなほどに出ていた。

だが、そんなオレたちを他の女たちは、ふらふらになったりぽやぽやになったりと発情の反応を示したまま、嫉妬混じりの眼でオレ達を見てくる。
だがあくまで女たちは発情しただけであって、3人の怒りが静まったわけではない。
自分の意思と無関係に発情したことに何かを察したオルゾスたちは、こんなことでだまされるものかと歯を食いしばって性欲を抑える。
・・・こーゆーときくらい、素直になればいいと思うのだが。
つくづく素直でない連中である。
ちなみにアンジェラたちも発情に戸惑っているようだ。
何しろ自分たちの腹の中には念願のオレのガキがいるのだ。
ここでまた交尾なんてしたら流れちゃうかも、なんて不安に駆られているのだろう。
確かに抱かなきゃいけないのはミルフェとローブだけだし、他の女たちは無理して抱く必要はない。
オレはラムレーネたちの性欲を刺激しないよう、注意しながら声をかけた。

「おい、おまえら。オレはこれから報酬と詫びのためにコイツら抱こうかと思うんだが。
 おまえらはどうする?腹のガキのことが気になるなら、無理せず家の外に出て待っていていいぞ?」

その言葉に、3人はすごく迷っていたようだが。
悩んだ末に、ふらついた足取りで部屋を後にしようとする。
申し訳なさそうに何度もオレに謝罪しながら。
その一方で、オレのフェロモンに当てられた夜叉3人は、必死に沸きあがる衝動と戦いながらオレに憤怒の形相を見せ続けていた。

「ラ・・・グっ!貴様・・・また私たちを抱いてすべてをごまかす気かッ!?」
「わ、我々がそう簡単に快楽に流されると思うなよっ・・・!」
「・・・・・・っ、」

オルゾスと狭霧が苦しそうにそう吐き捨てる中、サークは無言で懐からナイフを取り出すと、いきなり自分の太ももにその刃を振り下ろした。

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