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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 246


その言葉にローはいつもの調子でニパッと笑った。

「それを聞いて安心したよ。んじゃ、さっさとヤッちまおう。
 オレも監視と治療の合間を抜けてきたんでな。
 早く『女の幸せ』っつーもんを味わってみてえのよ」

オレの言葉がよほどうれしかったのか、そう言いながら手早く服を脱いでいくロー。
そのあまりの脱ぎっぷりのよさに、ちょっとテンションが下がってしまったのは秘密だ。
男は度胸、女は愛嬌とよく言うが、男って女性の恥じらうところにクるんだなと、そのときしみじみ思った。
今度親しき仲にも礼儀ありということで、その辺のことも教えていこうと心に誓う。

「・・・ん?おいおい、何ボーっとしてんだ。
 そんなに隙だらけだと・・・襲っちまうぞ?」
今の女殺しモードの入ったオレでなくば、きっとこれで腰砕けになっていただろうな。
不意をつかれてしまったものの、オレはすぐさま立ち直ってローと舌を絡めあう。

「んっ・・・ふ、なかなかやるじゃねーか、ラグ?
 オレのキスでイカんかったのはおまえが初めてだぜ?」
「つか、おまえ、妙に手慣れていないか?
 ノンセクシャルだったんじゃなかったのか?」

まるで競争した直後のようなノリで会話するオレたち。
何か方向性を間違えているような気がしないでもない。

ローはそう言うと、いきなり間合いをつめて唇を奪う。
『妖艶』の異名を持つあのキュリエルに勝るとも劣らない、すさまじいキスだ。
「んん・・・・・」
ローの舌がオレの中に入ってくる。
その勢いに押され、オレの口の中はローに蹂躙された。
まず歯茎のあちこちをつつかれる。
ポイントを探すように、あちこちに舌が伸びる。
オレもそれに答えようと、ローの舌にオレの舌をからめた。
ローの唾液は何だか甘くて、おいしかった。
お互いを味わった後、ローは唇を離して、言った。
「オレ、いまでこそノンセクシャルだが実験体に志願するまでは男遊びもしたし、結構男にモテたんだ。だからキスやHには自信あるぜ。それに、実験体になった時に、淫魔族の遺伝子も組み込まれたからな。」
そう言ってローはニヤリと笑う。
そして続けた。
「それに、ノンセクシャルになっただけで、オレは不感症じゃないぜ。」
「なるほどな。なら・・・・。」
オレはローの美乳を手にして、揉み始めた。
「はぁふ・・・」

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