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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 188


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「ここが、ミルフェの住処です」

そしてバカな魔物娘たちと別れたオレは、ミミの案内で目的の服職人の家にたどり着いた。
そこは大きな樹木の根元に生える巨大なキノコ。
しかしそのキノコには窓やら扉、煙突などがついており、ファンタジーながらもそれがちゃんとした家であることがよくわかった。

「ここにアイツらの言ってた腕のいい服職人がいるのか。
 どんな魔物なんだ?」
「ミルフェは妖精・・・フェアリー族の1人です。
 彼女の作る服には彼女の羽からこぼれた鱗粉が散りばめられ、とてもきれいと評判なんですよー♪」

そう言うミミもやはり女として興味あるのか、妙にそわそわして落ち着かない様子だ。
そう言えばコイツもミニマムサイズから急に今の長身体型に成長したんだから、いろいろ大変だったんだろうな。
ソウルイーターの1件ついでにコイツのぶんを注文してもいいかもな。
まぁ、とにもかくにもそのミルフェとやらに会わなければ始まらない。
オレは巨大キノコにつけられたドアのノブに手をかけた。

カランカラン・・・

「いらっしゃいませ。今日はどんな御用です・・・か?」

心地よいベルの音とともに出迎えてくれたのは、見目麗しい1人の美女。
彼女は明るい笑顔で出迎えてくれたが、オレの顔を見るなりその顔が驚きで見開かれる。
そりゃそうだ。女しかいないダンジョンで、男なんか出てきたらビックリするわな。

「ミルフェ、おひさしぶり。今日はソウルイーター様にプレゼントする服を作ってほしいの」

呆然としているミルフェを再起動させたのは、オレの後から入ってきたミミだった。
復活した彼女がまず最初にしたことはオレとミミを交互に見ること。

「え?ミミ?何でそんな大きく・・・?
 え?それじゃこの人は・・・?え?え?ええ〜〜〜ッ!?」

そしてすべてを理解した彼女は、とりあえず驚きの叫びを上げるのだった。

――――

その頃オルゾスと狭霧はというと。
オレとミミを探してコミューンの中を荒らしまわっていた。

「ラグーッ!?どこだーッ!?」
「おいッ!貴様魔王と身体に大きな魔兎族を見なかったか!?」
「ひぃッ!?い、いえっ!見てませぇんっ!?」
「本当か!?もしうそだったら・・・」
「ほ、ホント!ホントですぅッ!?」

彼女らは道々で捕まえた運の悪い通行人を脅したり、近くの家を荒らしまわってオレを探し回っていた。

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