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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 169


それからソウルイーターは胸だけでさんざんオレにイカされ続けた。
過剰なエネルギー吸収で成長した胸は、クリト○ス以上の性感帯として開発されてしまったのだ。
オレが正気に戻ったのはそれから小1時間後。
どうやらいつの間にか寝込んでしまっていたらしい。

「・・・んあ?何、これ?・・・ッ!?」

寝ぼけ眼で目覚めたそこは、Qカップとなったソウルイーターの乳枕。
ひとたび谷間に落ちれば窒息死間違いなしの危険極まりない枕の上だった。
今の状況に気づいたオレは、テストの最中に寝てしまったことに驚き、激しく後悔した。
せっかく彼女からカグラの情報を仕入れるつもりだったのに・・・!
しかしそんな驚きと後悔は、間もなく疑問と混乱にとって変えられる。
何しろ、よく見ればソウルイーターも熟睡中で、その胸は風船のようにふくらんで母乳を滴らせているのだから。
胸をおもちゃにされたソウルイーターは、オレが眠るより先に脱落してしまったらしい。
本来ならこれでミイラにでもされたかもしれないが、事前にエネルギーをたっぷり吸わせていたおかげで、死なずに済んだようだ。

「ン・・・あ・・・?」

わけがわからず混乱する中、ソウルイーターが目を覚ます。
オレは天の助けとばかりに状況説明を試みようとするが、それは行動に移す前からすでに失敗していた。
目覚めたソウルイーターはオレの顔を見るなりいきなり飛び起き、膨れ上がった自分の胸を押さえながら涙目でこちらをにらみつける。
こーゆーときは黙って謝るほうが賢明である。
しかしそこまで気の回らないオレは、つい余計な一言を口走ってしまう。

「えっと・・・。オレ、また何かしちまった?」
「・・・ッ!?」

バシーンッ!

次の瞬間、オレはソウルイーターの1発を食らって吹っ飛ばされていた。
怒れる乙女の一撃は、トロールやジャイアントをも倒せそうな、そんな威力がこもっていた。
消え行く意識の中、オレは自分に怒鳴り散らす彼女の声を確かに聞いた。

「じ、自分で私をこんな身体にしたくせに・・・!せ、責任とってもらいますからねっ!?」

責任とれも何も、オレは何もわからないんだっつーの。
そう突っ込みたかったが、そのときすでにオレの意識は闇の中だった。

――――

「・・・で?胸を大きくした上に母乳体質になってしまったせいで、今まで着ていた服がダメになっちゃったと?」
「その責任を取るために私たちをこんなところまで呼びに来た、と」
「お、おう。ちょっとした刺激で母乳が出るわイッちまうわで、どうにもできなくて・・・。
 そもそもオレには女物の服のことなんて全然わかんねえしよ」
「「こんのっ・・・浮気者の、バカったれぇ〜〜〜ッ!!!!」」
「ひでぶらっ!?」

次の瞬間、オレはオルゾスと狭霧の強烈な一撃(いや二撃か)を食らい、派手に吹っ飛んでいた。

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