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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 163

サルスベリあたりに相談して、オレの女たちに地図を渡すようにしよう。
でわ、いよいよ核心に迫るとしますか。

「あれ、オレの身内。危ないところを助けてくれてありがとう、と言いてえところなんだが。
 ちゃんと身体に影響ないくらいにエネルギー吸ったんだろうな?」

自分が今、どれだけ危険な状態に置かれているかも忘れるくらいの勢いですごむオレ。
父親としてはいいかもしれんが、チンピラみたいでヤだなーと思ったのは内緒である。
ソウルイーターはそんなオレに虚をつかれたような顔を浮かべたが・・・。
すぐに不敵な笑顔を浮かべてこう言いやがった。

「何か問題あったら・・・どうする?」

その瞬間、オレは考えるより先にソウルイーターを押し倒した。
それは犯すためではない。返事しだいで、振り上げた右手をヤツの顔面に叩き込むためだ。
・・・今にして思えば、この時のオレはまんまとソウルイーターの術中にハマっていた。
エネルギーの流出が激しくなればなるほど、ソウルイーターに有利になっていくことはわかりきっていたってのに。

「あら・・・私を殺すの?まぁそれもいいわね。でもそっちはいいの?
 私に何か聞きたいことがあったのではなくて?
 私にエナジードレインされても平気だということを、見せつけようとしていたんじゃないのかしら?」
「・・・・・・!!」

その言葉にオレの頭はわずかに冷えた。
そうだ。オレはこの女を殺すことはできない。
だが許すこともできない。この女はオレの女や子供に手を出した可能性がある。
ではどうする?簡単だ。アイツらが大丈夫か聞くために脅してやればいい。
ではどうやって脅す?これも簡単だ。オレは男で、コイツは女。ならばやることは1つだ。
オレは振り上げた右手を振り下ろす。だがその目的は殺すことじゃない。
振り下ろした右手を胸元で寸止めにすると、伸ばした鋭い爪をソウルイーターのイブニングドレスに引っ掛けた。
薄い生地でできたそれは、簡単にオレの爪を貫通させて小さな穴を開けた。

「あら・・・暴力がダメとなったら今度は脅迫?それもずいぶんと古典的な手を使うのね?」
「これならどっちに転んでも得なんでね。まぁ、レイプは趣味じゃないし、最後のチャンスを与えてやる。
 ・・・アイツらは大丈夫ななんだろうな?」

返ってきた答えは沈黙と余裕の笑み。
この瞬間、オレは彼女をレイプして隷属させること決めた。

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