モンスターハーレム 第2章 16
キュリエルの胸の谷間にオレの頭が収まる形になり、再び窒息地獄を食らうこととなる。
もっとも今のキュリエルにはそんな自覚なんてないんだろう。
「ああぁっ・・・!!あうあぁぁっ!!」
言葉を忘れてしまったような状態で、もはや意味すらなさぬ声を上げ続けている。
もっともそれはオレにとっても当てはまることだ。
今のオレは理性なんて持ち合わせていない。
ただコイツをイカせて生きようとするただの性獣だ。
そのオレが窒息状態に追い込まれて黙っているはずがなかった。
右手でキュリエルの背後に手を回し、肉付きのよいポイントを探る。
自然、オレの手はキュリエルの尻で動きを止める。
そして・・・!!
グギュゥゥッ!!
「あひぃぃッ!?」
力任せに尻をつねってやった。
あまりの痛さにキュリエルは悶絶し、頭を胸に押し付ける力が弱まる。
そのスキにオレは胸の谷間から顔を出して呼吸を確保した。
だがまた興奮されて窒息地獄に叩き込まれてはたまらない。
オレはつねっていた右手を離し、左手で彼女の尻を抱えるようにする。
横からキュリエルの尻たぶを叩いて、彼女に身体を起こすように命じる。
始めは軽く。しかし反応の遅さに合わせてだんだん強く。
合図を兼ねたスパンキングとか言うヤツだ。
ピシャッ!ピシャッ!ピシャッ!
「あうっ!?あっ!あうぅっ!?」
始めは何をすればいいのかわからなかった様子のキュリエルも、だんだん強くなる痛みに逃れるようにその身体を持ち上げていく。
正常位から体面座位に移行し、キュリエルは新しく刺激された快感を求めて貪欲に尻を振る。
だがコイツを座位でオトそうなんて考えてなかったオレは動くなとばかりに再び尻をつねる。
「あおおッ!?」
そしておとなしくなった瞬間、オレは繋がったまま体面座位から背面座位へと移行、さらに立ち上がって背面立位に体位を変化させる。
「あおぁッ!?」
「あぐっ!?」
ビュルッ!ビュルビュルルルッ!!
殺人級の名器を持つキュリエルと繋がったまま体勢を変えた瞬間、刺激されるポイントが変わって蜜壺が急に締まりだす。
それに耐え切る術のないオレは、当然数えるのも馬鹿らしくなった射精を行う。
まぁ、何回射精したところで、すでに剛直からの感覚はほとんどないので気にするほどのことでもないのだが。