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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 149

「誰が姿勢を崩していいと言った!?気をつけといっただろうがッ!
 トルナもいつまで倒れてる!仮にも反対派の兵士と言うならさっさと立ち上がれっ!」
「「!!」」

その一言でテトたち2人はあわてて気をつけの姿勢をとる。
ダメージの残るトルナものろのろとだが立ち上がって二人に並ぶ。
オレは3人が気をつけの姿勢に戻ったことを確認すると、今度はリーリをにらみつけて同じ質問をぶつける。

「おい、リーリ!おまえはいったい何なんだッ!?」
「は、はいッ!?わ、私はラグ様の奴隷ですッ!
 偉大なるラグ様に逆らい、返り討ちにされた、バカな魔物の1匹ですッ!」

吹っ飛ばされたトルナを見たリーリは、たたかれる恐怖から逃れるため、必死になってそう答えた。
そこには元反対派のプライドも何もない。
彼女の答えは事実としては悪くないが・・・質問の答えとしては不正解だ。
オレはリーリの股間に手を突っ込み、陰核をひねりあげる。
突然の暴挙にリーリはのけぞり、失禁しながらビクビクと痙攣する。

「ひぎいいぃぃぃッ!?」
「不正解だ!さあテト!おまえはちゃんと答えられるだろうな!?
 おまえたちはオレの、いったい何だ!?」
「・・・ッ」

その言葉にテトは答えに窮する。
間違えたときのお仕置きはだんだんエスカレートしている。
今間違えればリンチやレイプも十分にありえる。
オレが怖くて仕方のないテトは、それから逃れるべく、すべてのプライドを捨てて必死に答えを模索した。
彼女には永遠とも思える数秒の思考を経て、ついに彼女は自分の答えを口にした。

「わっ、私はっ!私たちは!ラグ様の奴隷ですっ!
 レオ様のつがいとして生き、ラグ様の子供を孕む、ただそれだけの存在ですっ!」

テトの答えに、オレはゆっくりとテトに向かって右手を伸ばす。
自分も間違ってしまったのか?
テトは近づくオレの手に身の毛もよだつ創造をして恐怖に身を震わせた。

――――ポンっ。

だがオレの手は彼女の想像するようなことを、何一つとしてすることはなかった。
テトの頭に手を置いたオレは、満面の笑みを浮かべながら、ぐりぐりと頭をなでた。

「おう、そのとおりだ。おまえらはオレの女でオレの奴隷だ」
「・・・〜〜〜っ!」

その言葉に心の底から安堵するテト。
自分の発言がこの後どうなるかを考えるよりも、今の自分を守れた安堵感のほうが勝っているようだ。
自分でやっておいて何だが・・・やっぱ傷つくなぁ。
しかしオレはその気持ちを口にしない。
今必要なのは、彼女たちにオレに従えばひどいことをされないと教え込むことだから。

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