モンスターハーレム 第2章 145
だが3人は怯えるばかりで質問に答えようとしない。
言っても言わなくても同じ目にあうと思っているんだろう。
・・・だが♪彼女らの弱点を知り尽くしているこのオレに、黙秘なんて意味はないのだっ。
「そーかそーか。そんなに言いたくないか?
それなら言いたくなるようにしてやろう」
オレはそう言ってテトの背中に人差し指を立てると、ゆっくりと背筋をなぞっていく。
普通ならこんなことされてもくすぐったいか気色悪いかする程度のものなのだが・・・。
「あひッ!?あ、あ、あ・・・!やめ、てぇ・・・っ」
テトは指が動くたびにビクビクと痙攣して悲鳴を上げる。
そう。オレに触られると無条件で発情してしまうようになった彼女たちにとって、これは性感帯をいじられているに等しい行為だ。
おそらく胸や性器をいじったらそれだけでイッてしまうだろう。
「やめてほしけりゃさっさと言え。何でオレを攻撃してきた?」
尻の割れ目まで指を下ろしたオレは、今度は3人まとめて指でつつく。
最初は適当に。そして少しずつ胸や尻に近づけていく。
このまま行けば、本当に犯すぞという脅しだ。
以前オレの恐ろしさを思い知らされた彼女らは即座にオレの意図を読み取り、あわてて白状した。
「いいい言いますぅっ!?だだだからやめてぇッ!?」
「わ、私たちは幼い頃から反対派でいろいろなことを学んできました。
私たちが今の境遇に追い詰められた理由、人と魔物との闘争の歴史、魔物としての生き方、あり方も」
「私たちはたとえ人間に滅ぼされることになろうとも、最後の1人まで魔物としての矜持を貫き、死ぬことこそがあるべき姿だと教えられました。
だからこそ我々は魔物としての禁忌を破って作られた、あなたの存在を許すべきではないともっ」
「は、反対派こそなくなってしまいましたが、私たちはその教えに逆らうことはできないんですっ。
だ、だってそれを否定してしまったら、今までの私たちを否定してしまうことになるからあっ!」
それを聞いてオレは絶句した。あいつら(主にサーク)・・・!
何考えてたのか知らないが、自分らに都合のいい兵士を生産するために、こんな洗脳まがいのことまでやっていたのか!?
たぶんこいつらは反対派の中でも、かなりのレベルまで洗脳されているんだろう。