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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 142

まだ子供で野性に目覚めていないキノにはまだ難しいかもしれないが、納得してもらうしかない。

「オレがリザを連れて歩いたら、嫌でも他の連中に目がついちまう。
 お願いだから言うこと聞いてくれないか?」
「むー・・・。じゃあ、これが終わったら遊んでくれる?」

やった・・・!キノが妥協したことにオレは心の中で大喝采。
それを顔に出さないように苦労しながら、キノの頭をなでる。

「OK。それじゃ約束だ」
「うん。約束忘れないでね?忘れたら・・・パパでも許さない」

キノの身体から子供とは思えないドス黒い感情があふれ出す。
それは殺気に近い感情。
彼女も子供ながらにいろいろ溜め込んでたということらしい。
オレの自業自得とは言え、末恐ろしい子供である。
オレはキノの教育方針を考えながら、力強くうなずいた。
するとキノの顔から何とも言えない迫力が消えうせる。
キノはリザを両手でひょいと持ち上げると再びドアへと向かう。
意外と力持ちのお子様だな。

「じゃあ、行って来ます」
「気をつけてな。他の連中に見つかるとうるさいから、できるだけ離れたところに行けよ?」
「ん」

そしてキノはリザとともに部屋を出て行く。
今度はそう簡単に戻って来れないだろう。
つまり。今度こそゆっくりと目の前の女たちを調教できるというわけだ・・・!
3人娘はこれから起こるであろう展開に、恐怖に震えずにはいられなかった。

「さぁて・・・やっと邪魔者がいなくなったなぁ・・・?」

オレは悪役丸出しの顔で3人娘の前に仁王立ちする。
かつてオレに挑み、敗れた彼女らは震えて怯えることしかできはしない。

「立て。立ってその邪魔な服を脱げ」

オレの命令に3人は『ビクッ!』と反応する。
弱肉強食。それは魔物にとって絶対の掟だ。
狩られた弱い魔物は狩った強い魔物に絶対服従しなければならない。
もっとも強さなんて不変のものではないから、立場が逆転することなんてよくあることだ。
しかし。今のオレと彼女らには逆立ちしてもひっくり返ることのない、絶対の上下関係がそこにはあった。
3人は理性で必死に抗おうとしていたようだが。
結局本能には勝てず、のろのろと立ち上がった。
その顔には羞恥と屈辱、恐怖と怒り、さまざまな感情が浮かんでいる。
震えるその手は着ている衣服に伸び、自分自身を辱める。
その光景はオレの・・・否、オスの本能を刺激し、肉棒を否応なしに硬くさせていく。

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