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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 141


「ひ、ひどいですよラグ様ー!わ、私を置いてけぼりにするなんてー!
 あ、あの後私がどんな怖い思いをしたのかわかってるんですかっ!?
 おなかの子供に悪い影響出たら、どうしてくれるんですかーっ!?」

通路から這い出たリザは、涙目になりながらオレを責める。
さすがのオレもこれには文句を言えず、謝り倒すがそれでも彼女の気は晴れない。
まいったな・・・。このままじゃ後ろの3人が逃げちまうかも。
かと言って、コイツを無視してHになだれ込むわけにもいかんしなぁ。
最低なことを考えながらリザをあやしていると。
意外なところから救いの手がやってきた。

「パパっ。見回り終わってきたよ?」

意外にも早い時間で見回りを終えたキノが、再び部屋に戻ってきたのだ。
まぁ何はともあれ、ナイスタイミング!

「キノっ!いいところに来たっ!リザをどこか安全なところに連れて行ってくれ!」
「あーっ!?ラグ様、体よく私を追っ払おうとか思ってますね!?
 ダメです!まだまだ言いたいことは山ほどあるんです!
 今日はラグ様には1日中一緒にいてもらいます!」

オレの意図をすばやく読み取ったリザが、ここぞとばかりに反論する。
ちっ。さすがに生死をともにしただけに、オレのことをよく理解してやがる。
だがオレも目の前のエロを前にあきらめるわけにはいかんのだ。
オレはリザの額に右手を当てると、魔力を集中して呪文を唱える。

「あ、ラグ様っ?」
「悪いな。今はちょっくら眠っててくれや?」
「ずる・・・い・・・」

眠りの魔法を食らったリザはそれだけ言って眠りについた。
ふう。魔法の知識があって助かった。妊婦だから無茶もできなかったし。
ホント、今までの戦いに感謝だな。後はキノを説得して連れて行ってもらうだけ。
大丈夫、さっきもできたんだ。今度もうまく説得してみせる!

「キノ。悪いけどもう一働きお願いできるか?」
「むーっ。私、パパと一緒にいたい」

さすがに立て続けのお願いにキノは不満をあらわにする。
甘えたい盛りだから無理もない。
オレとしても目の前の獲物×3がいなければ、遊んでやってもいいかなって気分になる。
しかし壁際で震える3人は、オレのメスであるにもかかわらずオレに反抗した。
オレは3人のオスとして、支配者として彼女らをしつけねばならないのだ。
これは理屈ではない。本能がそうしろと言っている。

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