モンスターハーレム 第2章 14
腰の動きが弱まり、目も喜んでるような、何かを期待するような感じに変わったような・・・?
「ああンッ、ダメ、やめないでぇ・・・!もっと・・・もっと乱暴にしてぇっ!
壊れちゃってもかまわないからぁ・・・っ!」
この展開だとここでオレの頭脳が何らかのヒント、または答えが閃くところなんだろうが、あいにく腹上死の崖っぷちに立たされたオレは何人にも気づかない。
何しろ動きが弱くなっても、キュリエルの魔性の名器は正常に作動中なのだ。
今、こうしている間も精を吸われ、快感に翻弄されているオレにできること。
それはオレ自身も性獣と化し、力ずくでこの女を黙らせることだった。
朦朧とした意識の中、おねだりするキュリエルの声をうるさいと思ったオレは、今度は連続で乳ビンタを食らわせる。
バシッ!ビシッ!バシッ!
「ひゃうっ!?くあっ!?ンおぉぉンッ♪」
叩くたびに母乳を飛び散らせて悶える。
すると今度は母乳がうっとうしくなってきたので、栓をしてやろうと乳首にガブリと噛み付いた。
「ひぎっ!?」
さらにもう一方の乳房も栓をするべく、力任せにいじる。
普通なら激痛でやめてと言いたくなるはずの行為。
「ひっ・・・ぎっ・・・ぐがあぁああっ!?」
メスの獣が悲鳴を上げる。
しかしその瞳には恐怖、憤怒、憎悪、そのいずれも映っていない。
そこにあるのは歓喜。
普通なら男を突き飛ばして怒るか逃げるかするべきはずの女は、歓喜の表情を浮かべてオレの行為を受け入れていた。
これは一体どういうことなのだろうか?
しかしすさまじい快楽で朦朧としたオレの頭では、それに気づくことすらできなかった。
(・・・うっとうしい。これ、とまんない・・・)
オレの目に映っているのは、目の前で壊れた水道の蛇口のように噴いているキュリエルの母乳。
乳首を押さえたくらいではまだ足りないようだ。
そう思ったオレは、おもむろに乳首から口を離し、両方の乳房に両手を添える。
そして・・・!
グチュッ・・・!!
「あがっ!?」
母乳が吹き出る乳首に向かって、思い切り指を突きたてた!
乳腺に栓(指)を突っ込もうと、爪を立てた指で乳首をぐりぐりと乳房の中に押し込む。
それはもはや交尾などという生易しいものではない。
人間の身体を道具に見立てた、一種の拷問に近い光景だった。
周囲で眠っているサルスベリたちが起きていれば、同じ女としてあわてて引き止めるところであろう。
しかし・・・。
「おっ!がぁっ!?ひぎっ!?いいぃっ!?」
ブシュッ!ブシュルルルッ!!
引き止めるもののいない今、キュリエルは歓喜の悲鳴を上げてビクビクと一際母乳を噴出させると、ビクビクと背中を反らせて痙攣した。
それは彼女が久しぶりに味わう、本当の意味での絶頂であった。