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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 13


・・・はい?今、何とおっしゃいましたか?
オレは自らを守るために放ったはずの一撃が、自分の首を絞めてしまったことにようやく気づいた。
しかし全てはもう遅い。本気になったキュリエルが今まで以上に激しく動き始めたのだ!

「ぐおおっ!?」

さっきとは比べ物にならない快楽地獄がオレを襲う。
このすさまじい快感を表現するなら、板切れ1枚で海の大嵐に襲われた感覚、全裸で雪崩に飲み込まれた感覚を想像していただければわかると思う。
あまりの快感に脳が処理しきれずにシャットアウトし、身体は精を搾り取られて力が入らないのにビクビクと痙攣しているのがわかる。
おいおい、これってヤバくね?
つーか、これってファンタジーじゃなかったっけ?
何でガチンコ勝負じゃなくてSEX勝負で死に掛けてんのよ、オレ。
・・・ハッ!?い、いかん!何を考えている、オレ!?
あまりのヤバさに、訳のわからないことを口にしていた。
今考えるのは、そーゆー訳のわからんことじゃないッ!
いつの間にか失った正気を取り戻すと、オレは力を振り絞って再び下から突き上げる。

「ひゃうっ!?き、来たっ!!下からも突き上げて来たァっ!?」

その突き上げられる感覚に、蕩けきった目で歓喜の悲鳴を上げるキュリエル。
本気になったことで、サキュバスの本能が全開になったのか?
その目は完全にイッてしまっている。
冗談抜きの腹上死という可能性を感じ取り、この程度では相手を喜ばせるだと直感する。

(ど、どうするッ!?これでダメなら一体どうやって・・・!
 い、いや、考えているヒマなんてないっ!!
 こうなったら死ぬか生きるかの体力勝負だっ!!)

ほんの数秒の間にそれだけの結論を導くと、オレは情けない身体に鞭打ち、騎乗位から正常位に持っていく。

「やぁっ・・・!この体勢、イヤァッ!動くのっ!?
 もっと動いて気持ちよくなるのぉっ!!」

激しく動けなくなって快感が減り、狂えるキュリエルは体勢を戻そうと暴れる。

「こっ・・・の!暴れ・・・るなっ!」

パシーンッ!

こっちは腹上死の寸前、崖っぷちでがんばっているのに、あまりに暴れるものだから、オレは思わず堪忍袋の緒が切れてキュリエルのバカでかい乳房を力任せにひっぱたいた!

「ひゃうッ!?」

その瞬間、キュリエルは明らかに今までと違う、妙な反応をオレに示した。

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