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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 123

すると・・・

ぼとっ。

ぼとっ。

ぼとっ。「うあっ!」

音と声がした方を見てみると、同じような木の実が3つ落ちていて、1つはラムレーネの背中上に落ちていた。
「まってろ、今すぐどけてやる。」
オレはラムレーネの上に落ちた木の実を押した。
かなり重いが丸いので、転がすことで簡単にどけることができた。
「おいラムレーネ、大丈夫か?」
「痛いよぉ・・背骨と胸が痛いの・・。」
オレは彼女の背中をさすってやる。
「大丈夫だ、痛くない、痛くなーい・・。」
ラムレーネも心配だが、この4つの木の実は何なんだろう?
しかしそれ以上ゆっくりしている暇はなかった。

パラ・・・

「ん?」

ロカたちを抱くためにすでに裸になっていたオレは、上から粉のような感触を感じ、上を向く。
するとそこには。

パラ・・・パラ・・・パラ・・・

「っ!?」

さっきの電気エネルギーで回復したはずの封育樹の木の枝が、ものすごい勢いで崩れていた。
驚いたオレはあわてて本体を見てみると、そこには枝と同じように朽ち始めた木の姿が。

「お、おいおい。何だよ。何でこのタイミングで枯れ始めんだよ?」

何か枯れるようなまずいことやったか?
そう言えばサークたちとヤッてるとき、妙な感覚に何度かさせられたことが・・・。
しかし考えている時間はない。
木はボロボロと樹皮を剥がし、その生命を終わりへと近づけている。
何か危険なものを感じたオレは、とにかく脱出する必要性を感じ、近くの女たちを引っぱたいて気つけする。

「おいっ!起きろっ!何かヤバいぞっ!?おいッ!?」
「う〜ん、もう無理ですよぉ〜♪おなかパンクしちゃう〜♪」
「夢の中でまでどんな夢見てんだおまえはッ!?」

パラパラ・・・パラ・・・

いかん突っ込んでる場合じゃないっ。
女たちを起こすのは無理と判断したオレは、近くの女を抱え、隠し部屋から脱出を開始した。
抱えた女を部屋の外に運んでは戻る行動を全裸ダッシュで繰り返すオレ。
全裸で行動なんてオレが生まれて間もない頃以来だが、そんなこと考えている余裕はない。
何しろ女たちを運んで戻るたびに部屋の半分を埋め尽くす木が朽ちているのがわかるくらいだ。
幸い今はボロボロと樹皮がはがれているくらいだが、いつ幹が折れるか、わかったもんじゃない。
かと言って急ごうにも、隠し部屋の床はオレたちの出した精液やら愛液やら母乳やらで濡れてうまく走れない。
おまけに女たちもヌルヌルに濡れてるから、あまり大人数は運べない。

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