モンスターハーレム 第2章 12
ギュチッ!
「うおっ!?」
キュリエルの蜜壺がオレの剛直を一息で飲み込んだ瞬間、オレは思わず声を上げた。
今の一撃で危うく射精しそうになっ・・・。
「んふっ♪」
ビュルッ!ビュル、ビュルルッ!
・・・訂正。今ので射精してしまった。
しかしあまりに早い射精を恥ずかしがったり、キュリエルの蜜壺のすごさに驚いたりするのはまだ早かった。
ビュクッ!ビュク、ビュククッ!
「う、うおぉッ!?と、止まらな・・・!!」
「んっふっふっふ〜♪まずは軽く気持ちよくして、あ・げ・るっ♪」
キュリエルはそう言うとオレの上でダンスを踊る。
腰を前後左右上下と巧みに動かし、さらに膣を絶妙な力加減で締め上げる。
挿れただけ1発出してしまうほどの名器が、オレの剛直に牙をむく。
いまだかつてない攻めに、オレの愚息はたまらず白旗代わりの白濁液をブチ撒ける。
しかしキュリエルの蜜壺はそれでもオレを許さない。
もっと精液をよこせとばかりにオレを更なる絶頂へと導いていく。
「がッ・・・!かかッ・・・!?」
今まで絶頂地獄を味わわせる立場だったオレが、初めて味わう絶頂地獄。
このときオレは限界を超えた快感は苦痛になるものだとその身を持って理解した。
快感で頭と息子がどうにかなりそうな状況の中、オレは思った。
(や、ばいっ!こっ、のままじゃっ!マジにっ!
し、死ぬうぅううっ!?はっ、反撃っ!反撃しないっ、とっ!!)
身の危険を感じたオレは、一か八か下から思い切り突き上げてやる。
ズ・・・ドンッ!
「きゃふっ・・・!?」
まさかオレがこの状況下で、反撃に来るとは思ってなかったのだろう。
なけなしの体力を振り絞った渾身の一撃に、キュリエルは驚きと快感の悲鳴をあげた。
キュリエルの腰の動きがわずかに弱まり、反撃しか考えられなかった頭に少しだけ思考力が戻る。
「あ・・・はっ、すごいすごい♪
私が動いているのに、突き上げることができるだなんてっ!
やっぱり君ってばすごいよぉっ♪」
そこにあるのは歓喜。
これだけの名器・・・否、凶器を持っていれば、突き上げられることなんてなかなかなかったのだろう。
しかしオレに『ああ、それはよかったネ』などと軽口を叩く余裕はなく、ようやく勢いの弱まった射精の勢いにわずかな安堵感を感じるだけだった。
「あははっ♪ホントにすごいよ、君!
これなら私が本気になっても大丈夫そうだねっ!」