モンスターハーレム 第2章 118
股間からは潮を吹き、ミミやアスタナビュートたち母乳体質となった面々は母乳をしぶかせる。
あまりの魔力量にオレに身体をいじくられたときと同じく、身体が活性化しているのだ。
「あッ!?あッ、あッ、あーーーーッ!?」
ビュルッ!ビュル、ビュルルルッ!
オルゾスやキュリエルの胸から突然白い液体があふれ出す。
活性化の影響を受けて、彼女らからも母乳が出るようになったのだ。
しかし活性化の影響はあまりにも強力すぎた。
活性化の影響で性感帯ならぬ性感体状態になった彼女たちは、白目をむいて快感の海に沈んでいく。
もはや性感帯に身体を触れずとも、花粉や空気が流れるだけで絶頂を極め。
その身体は注がれ続ける魔力に適応するかのように変化をし始める。
肌や髪につやが出始め、ミミのように身体を成長させていく者が現れる。
種族や素質が関係しているのか、胸や尻が大きくなる者や身長だけ伸びていくもの。
中にはまったく成長しないで母乳だけを出すものもいる。
外だけでこれだけ影響があるのだ、中にいるオレたちに何の影響もないはずがなかった。
「あッ、ひぅいいッ!?」
「くかッ・・・きッ!?」
「ン・・・あ・・・」
このとき1番幸運だったのは意識のないロカだった。
彼女は意識のなかったおかげで、痛みすら快感に変わるこの事態を最低限で乗り切ったのだから。
身体が火照り、意識が朦朧とする。
そのくせ感覚ははっきりしていて、身体の変化を全身で探知しているかのようだ。
心臓が早めに脈打ち、血流が流れ、細胞が発熱する。
目からは涙、鼻から血、口から唾液があふれて止まらない。
股間では玉が精液を無制限に製造しているのがわかる。
肉棒は痛いくらいに反り返り、ちょっと動かしただけで爆発しそうだ。
動いたら干からびて死ぬんじゃないかと冷静に見るその裏で、本能が早く精液を吐き出せ、股間が破裂するとしきりに頭で警鐘を大音量で鳴らし続ける。
理性が飛ぶ、そう思ったときにはオレはすでに射精していた。
童貞でもこんなに早漏じゃないだろうと思うくらいに早く出た。
オレと腕の中にいたサークが、オレと同じように活性化され、絶頂したのだ。
その絶頂時の痙攣で、挿入すらしていないオレはものの見事に暴発させられた。
たまっていたものを出す開放感がオレの頭をとろかせる。
しかし本来なら一瞬で終わるそれが止まらない。
途切れることを忘れ、氾濫した河川のように流れ続ける。
オレが自身の変化に戸惑い、理性が戻りかけたその時。
腕の中で絶頂し続けるサークもまた、自身の身体の変化に戸惑い、歓喜していた。