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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 108


「はあぁッ!?」

ビクンと背中をのけぞり、喘ぐロカ。
あまりの反応ぶりにこちらがびっくりしたくらいだ。
しかし最初こそ驚いたが、慣れてくるとこれが意外とおもしろい。
ヒト(モンスターだけど)の身体をいいようにできる快感が、徐々にオレの中で膨れ上がる。
それは以前暴走していたときとひどく酷似していた。
ただ違うのは、今の自分はあのときのような無敵状態になるだけの力がなかったこと。
そして後ろでものすごい殺気を放っているサークに恐怖を感じるだけの余裕があったこと。
それがオレの頭を急速に冷やし、オレをオレのままでいさせていた。

「さてロカくんや。そろそろ魔力を本格的に注ぐから、しっかり受け取ってくれよ?」
「はぁはぁ・・・ふ、ふえぇ?」

ロカが魔力と快感で蕩けきった顔で呆けた声を出す。
・・・うん。返事は別に期待してなかったし、別にいいけどね。
とりあえずコイツには助けられた恩もあるわけだし。
気絶しないギリギリのラインで気持ちよくなって、完全回復してもらいましょう!
オレはそう決めると、下っ腹に意識して魔力を練りこむ。
普通、こんなに魔力を使えばあっという間に枯渇してぶっ倒れるところだが、封育樹の樹液のおかげでその状態を維持することができる。
そして練りこまれた魔力はオレの全身、指先や髪の毛のの細胞1つ1つまで行き渡り、淡い金色の光を宿していく。
黄金の精液の回復効果を全身に回したような状態にしたのだ。
サキュバスなんかも取り込んだエネルギーをあふれさせたりするとこんな状態になる。
そしてそんなオレの中に収まっているロカは快感とともに大量の魔力をもろに受けることとなった。
しかしそれは予想以上の量だったらしい。

「ふあっ!?しゅ、ごっ?ひ、ひっぱ・・・!?
 む・・・無理ぃッ!ら、らへぇッ!?」

すでに魔力酔いを引き起こしていたロカは、再び流れ込んできた魔力と快感を処理できずに無理だのダメだの言いながらもがきだす。
しかし封育樹の効果で制限のないオレも、魔力の流れを止めることができない。
結果、大量の魔力はロカに注がれ続けた。

「ああぁぁああぁ〜〜ッ!?りゃ、りゃメッ!?
 許ひてっ!?無ひッ、む・・・りああぁぁッ!?」

その瞬間、ロカの膣が絶妙な力加減でオレの剛直を締め上げた。
そのあまりの締め上げにオレは我慢することなく黄金の精液を放出する。
否、それはもはや黄金の精液ではない。
封育樹の特殊な樹液と練り上げられたオレの魔力を付加された魔力が込められた黄金の精液を越えた精液。
『奇跡の精液』と呼ぶべき代物だった。

ドクンッ!ドクン、ドクン、ドクン・・・!

「ひにゃッ!?き、来たッ!?
 ひゅ、ひゅごいろがわらひのなきゃひいぃ〜〜ッ!?」

魔力酔いで絶頂するほどフラフラだったロカの子宮に、奇跡の精液が注がれる。

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