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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 107

しかも生まれてこの方ミミたち相手に鍛えられた舌技を組み合わせてやったんだから、効果覿面だ。
おら、遠慮すんな。ボーッとしてたお詫びだ。
極上のキスで身も心も蕩けきってくれや?
オレは逃げようともがくロカの口に、魔力たっぷりの唾液を飲ませ続ける。
ロカはしばらくじたばたともがいていたが、そのうち抵抗をやめ、唾液を飲まされるがままになる。
このまま飲ませたらどうなるか興味深いところだが、死んだら困るのでいったん唇を離す。

「ン・・・あ・・・?・・・き、きしゃまぁ・・・。
 いったひ私ひぃ・・・何をひたぁ・・・ヒック」

するとロカは顔を紅潮させ、ろれつの回らない口調でとがめてきた。
おいおい。今の『ヒック』ってのは何だ?
まさかあの唾液でホントに酔っちまったのか?
信じられない光景に一瞬驚いたが、オレはすぐに気を取り直す。
まぁいいや。飲ませてんのは酒じゃねえんだ。いくら飲ませても問題ないだろ。
だからたっぷり酔わせてやるよ。このオレ様のありったけの魔力でな!
そしてオレは思いっきり魔力を練りこみ、全身を循環させる。
戦闘のときとは違うので、少々妙な感覚だ。
力を込めていないのに、全身が熱く、力が満ち溢れているのがわかると言うか。
身体から循環している魔力が、光となってあふれ出しそうと言うか。
とにかく不思議な感じだ。
その変化は密着状態にあるロカにも表れる。

「ふあ?あ、ああぁ?な、にゃんだ?身体がふわふわ・・・するぅ」

酩酊状態のロカはそう言いながら、自ら身体を密着させてくる。
後で聞いた話だと、オレの腕の中にいるのがたまらなく心地よかったらしい。
貫かれている感覚がなければ、このまま溶けて1つになってしまうような、そしてそれを受け入れさせてしまうような、そんな安心感があったとのこと。
魔力が充実したことで抱き心地がレベルアップしたとかそういうことだろうか?
ホントにロカと融合するとか、そんな危険はないと思うのだが・・・(汗)
まるで小動物のように身体をこすり付けてくるロカがかわいくて愛おしくて。
オレはつい突っ込んだままの剛直をさらに硬く大きく反り返られた。

「ふあぁンッ!?」

しかしロカに激しい変化は見られない。
短く悲鳴を上げただけで、その後はピクピク震え。
ただ気持ちよさそうに腰をゆるゆると使うだけだ。
これがサキュバスやバンパイアの餌食となったものたちの表情なのだろうか?
好奇心を刺激されたオレは、さらにその変化を楽しもうと魔力駆け巡る右手で胸に触れた。

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