モンスターハーレム 第2章 103
「む〜っ・・・!何さ、みんなまじめぶっちゃって。
ホントはしたくてしたくたまらないくせに!
いいよ、だったらみんな素直にさせたげる!」
キュリエルはそう言うと、小さく折りたたんでいた背中の翼を大きく広げた。
それと同時にほこりが突風とともに舞い上がる。
しかしそれはただのほこりと言うにはあまりにも怪しすぎた。
いくら迷宮を拡張して作られた隠し部屋とは言え、ピンク色のほこりなんて出るわけがない。
狭霧がキュリエルが何かしたのだと理解したときにはもう遅い。
自分を含むみんながピンク色の何かを吸い込んでしまっていた。
「私オリジナルのH魔法第2弾『誘惑の淫霧』・・・。
みんなたっぷり楽しもうねー♪」
キュリエルが心底楽しそうに種明かしをしていたが、みなはもうそれどころではなかった。
自分の意思とは関係なく発情し、うずいた身体の相手で忙しかったから。
「ン・・・ふうぅッ・・・!」
「何・・・これぇッ!?」
「きゅ、キュリエル様、お、お戯れはお止めに・・・ふあああっ!?」
突然発情した身体に戸惑う面々。
その様子にキュリエルは満足そうに微笑みながら狭霧の胸をもむ。
「ぬっふっふ〜♪ツラいでしょ?身体がうずいてたまんないでしょ?
我慢は身体によくないよ?ほら、堅苦しいことなんて考えないで。
みんなで楽になっちゃおうよ♪」
それはまさに悪魔の誘惑だった。抵抗すればするほど身体のうずきは激しくなり、理性をとろかす。
意志の強いオルゾスや狭霧でさえあふれ出る性欲に身を任せてしまいたくなる。
そんな中、すでに魔法発動前から自慰をしていたアンジェラが、我慢の限界を超えた。
「ふああ・・・!だ、ダメッ!もう我慢できないッ!」
「ふひゃうッ?!あ、アンジェラ!?き、貴様、私に何して・・・ッ!?」
性欲の海に沈んだアンジェラは、近くにいたテスに抱きつきその乳房や秘裂に手を伸ばす。
必死に理性を保とうとするテスはたまらない。
身体をよじってアンジェラの魔手から逃れようとするが、オレとの戦闘で淫乱かつ敏感な身体に改造された彼女の身体は持ち主の意思に反して快楽をむさぼりだす。
「ああっ、テス様、テス様ぁ・・・♪まさか兵士の私が、テス様を犯せる日がくるなんてぇ・・・♪」
「ひああぁッ!?や、やめろっ。わ、私の身体はお兄様の・・・おああぁッ!?」
完全にイッてしまったアンジェラとその餌食となったテスを楽しそうに観賞するキュリエル。