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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 102

そして。ついにキュリエルの魔の手が狭霧の豊満な胸をつかんだ。

「わっ!?な、何をするキュリエルっ!?」
「ん〜?なぁんか狭霧ちゃんがHしたそうにしてるから〜。
 ちょっとばかし付き合ってあげようかと思ってさ〜」
「だ、誰がそんなことっ!ええい、放せっ!?」

ノーマルの狭霧はキュリエルの魔手を逃れようと、必死に抵抗を試みる。
しかし相手はHもケンカもどんとこいの将軍、キュリエル。
胸をつかむ両手に魔力をこめて力任せに握りつぶす。すと・・・。

「ッ!?あッ・・・ああぁ〜〜ッ!?」

途端、胸から途方もない快楽が湧き上がり、狭霧は思わずその場に腰を落としそうになる。
信じられない乳もみだった。力任せにやっているはずなのに、痛みはまるでない。
ラグに勝るとも劣らない、超絶技巧であった。

「きっ・・・貴様ぁ〜・・・っ、一体・・・何・・・をっ・・・?」
「ほへ?今ので理性が残ってんの?ここまでやってくるだけのことはあるってことか」

キュリエルは感心しながらそう言うと、狭霧の胸をつかむ手の1本を狭霧の前に差し出す。
その手は魔力を帯びて淡い紫色の光を放っている。

「むっふっふ〜♪これはサキュバスの技術に独自の改良を加えた私オリジナルのH専用魔法。
 名づけて『淫魔の手』ってところかな〜?
 コイツに触られたら、性欲失ったじーさんばーさんだろうと、精通迎えてない子供だろうと1発で感じさせることができるのさっ♪」

その言葉に狭霧はあきれるのを通り越して驚いた。
快楽主義者なのはわかっていたつもりだが、まさかH目的でオリジナルの魔法まで開発するとは。
とんでもない才能の無駄遣いである。
だが。狭霧は心の中でほくそ笑む。
なぜならここにいるのはは本能に忠実な連中だけではない。
こんなハレンチ極まりない所業に出ればどうなるかなど1発でわかる。
事実、彼女の推測を立証するかのようにラグの仲間の良心たちが動き出していた。

「きゅ・・・キュリエル様っ!?い、一体何をやっているのですっ!?」
「ダメです、キュリエル様っ。今、ご主人様を刺激するようなことをしてはっ」

案の定、ナナリとミミが慌ててキュリエルを止めに来た。
サルスベリとアスタナビュートがいるので、オルゾス他数名は動けないようだが、アンジェラの自慰に気づいたハロンたちまともな連中が顔を赤くしながらアンジェラを止めようとしている。
これでこのくだらない騒ぎも終わりか。
狭霧がホッと安堵のため息をつこうとする。しかしそれは早急というものだった。

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