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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 101


「お、おああぁ・・・ッ!?や、やめっ!それっ!
 コリコリやめおおぉああぁぁッ!?」
「そーれそれ。オマエ、確かシッポの根っこをこんな風にされると弱いんだよなー?」

オレはつかんでいるシッポの根元を、親指と人差し指で押し潰すようにしごく。
すると言葉すら使う余裕がなくなったらしく、ただあーあーバカみたいに悲鳴を上げる肉の塊と化す。
そしてその様子を狭霧たちギャラリー組が呆然と見入っていた。

「す、すごい乱れようだな、ロカ様・・・」
「・・・(コクコク)」

オルゾスのつぶやきにサルモネラ他数名が同意する。
何しろロカと言えば、常にこの迷宮の最前線で自分たちを守ってくれた、ちょっとしたヒーローやアイドルみたいなものだ。
曲者ぞろいの将軍たちの中でも比較的まともな性格であったことも手伝っているのだろうが・・・。
将軍という地位にいる魔物の乱れるさまなど見たことのない下級・中級ランクの魔物たちは、まずお目にかかれない光景にすっかり見入ってしまっていた。

「う、ううっ・・・。あ、あのバカっ・・・。な、なんてもの見せ付けるっ・・・!
 す、少しは時と場所と言うものを考えろ・・・っ」

ちなみに唯一の人間である狭霧は居心地悪そうにしながらもチラチラとオレとロカの情事を見ている。
貞操観念の薄い魔物と違い、常識ある彼女からすれば他人の行為を見るなんてしてはいけない行為なのだろう。
とは言え、あふれ出る好奇心はいかんともしがたく。
顔を真っ赤にしながらチラチラと視線を送っていた。

「ふーっ、ふーっ・・・!」
「う〜っ!ロカもラグっちもいいなぁ・・・。私たちもまざりたーいっ!」

一方、自分に正直なアンジェラやキュリエルは我慢の限界に達しつつあった。
あんなねちっこい濃厚な交尾を見せ付けられては、我慢なんてできるはずもない。
かと言ってあれは単なる交尾ではなく、治療もかねている。
私も混ぜて、はいどうぞなんて行けるはずもない。
結局キュリエルはやきもきし、アンジェラにいたってはその場で自慰を始めていた。
キュリエルとしても自慰は嫌いではないのだが。彼女としては1人で慰めるより大人数で楽しみたい。
となれば当然、恥ずかしそうにチラ見している狭霧なんかはとてもおいしそうな獲物に見えてしまうわけで。
キュリエルは肉食獣さながらの動きで、そろそろと狭霧の背後にまわって近づいていく。
獲物が餌食に変わるまでのカウントダウンが始まった。

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