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element of the word
官能リレー小説 - ファンタジー系

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element of the word 5

「あっ……」
アウダイールが声をあげた瞬間にはもう遅かった。少年のペニスから精液が飛び出して台座に吸収されていく。
少年が絶頂に達したのを見届けると台座の膨張が始まった。
「うわぁっ!あぁっ!」
少年が台座の中に消えていく。同時に、台座の膨らみは更に大きくなり、やがてそれは少年を飲み込んでしまった。
「絶頂に達するとああなるのか」
アウダイールが呟いた時には少年が居た台座は宝石のような形状に変化していた。
「そういえばさっきの少年、なかなかいいチンポをしてたぜ」
「……そうか」
アウダイールが言うように確かにあの台座に乗っている少年はいい形をしていた。俺より少し小さいぐらいだろうか。しかし勃起した状態であれなら大したもんだ。
俺はアウダイールの視線を追って巨大な宝石に目を向けた。その中にはさっきの少年の姿が見える。少年は虚ろな目で天井を見つめているようだった。
他の宝石を見るとセルティや他の少年少女の姿も見えた。宝石になってないのは俺とアウダイールだけだ。
(俺があれになったらどうなるんだろう)
俺はふと思った。
「さて、そろそろお前も限界だろう。俺もかなりキてる。行くぞ!」
アウダイールの言葉にハッとして見ると彼の巨根はパンパンに膨れ上がっていた。
「あぁ……あぁ」
俺ももう限界だった。こんなに気持ち良く射精できるなんていつ以来だろうか。
「いくぜ!くぅぅーっ!」
俺が出したと同時にアウダイールが射精する。彼の巨根から放たれた精液は俺の顔にまで飛んできた。その量たるやまさに圧巻。俺が出した精液の量など遥かに凌駕していた。
(すごい量だな……こんなのを俺も出せるんだろうか)
そう思っていると早速アウダイールの台座が動き始めた。俺達も巻き込まれてしまうのだろうか。
しかしアウダイールは余裕の表情を浮かべていた。
「心配するな、この台座が俺達を殺したり消化してしまうような事はないのはあれでわかっただろう。多分死にはしないだろ」
アウダイールは俺に向かって言った。確かにこの台座が人間を消化するような仕組みだとしたら先程の少年も今頃消化されているだろう。
俺が安堵している間にもアウダイールの台座は膨張し始めていた。俺はまだ射精していないので台座に変化はない。
俺の見ている目の前でアウダイールが台座に包まれていく。すぐには死なないとわかっているとはいえやはり怖い。
宝石に閉じ込められたらこれから先どうなるかもわかってないのだ。

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