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妊腹の魔女
官能リレー小説 - ファンタジー系

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妊腹の魔女 5

台の下には、股間の血と多少の淫汁を洗い流した尿の池ができた。
「頑張りましたね…これで貴女達は、私達の魔妹(いもうと)ですわ…」
二年生達は魔珠を受け入れた少女達に優しい言葉をかけるが、少女達は初めての痛みと煽動する棒の感触に息を荒げて答える事もできない。
(…この苦しみが魔娘としての第一歩…でも全てはここから…)
レーミアは優しげな表情で、己の膨らんだ腹を撫でながら新たな魔娘の誕生を見詰めていた。

二年生達は新入生達の拘束を解き、股間を拭いてやる。
まだ自分で躯を起こせない少女達の躯を起こし、服を着せてやると肩を貸して立たせる。
「よく頑張りましたね、これで儀式は終了です…これから一月、貴女達の腟内にある柄は魔珠を定着させる為に振動し続け、貴女達はそこから発する快感に慣れていかなければなりません…何はともあれ今日は休みなさい、部屋までは私と貴女達の魔姉(あね)達で導きましょう…」

イリアはそう言って、産まれたての魔娘達に微笑んだ。


彼女達が案内されたのは大きな部屋…二年生になるまではこの部屋で全員共同生活になる。
部屋の隣りには担任のイリアとその家族が住む部屋…制度上結婚できない(しない)魔導師であるから子供達が家族の全てである。
隣りと言ってもドア一枚で容易に出入りできる構造であり…要はイリアにとって娘が十人増えただけの事なのだ。
そんな魔娘達は、部屋に運ばれ、ベッドに突っ伏す。

自室に戻ったレーミアを、一人の少女が待っていた。先程の儀式を手伝った二年生のひとりである。
どうしたの、とレーミアが声をかけると、彼女は青い顔で口を開いた。
「ご覧ください、レーミアさま」
そう言って彼女が差し出したのは、白い棒…魔珠に取りつけられていたそれであった。
「これは…まさか!」
何が起きたのかを想像して目を見開くレーミアに、その二年生は首を振る。
「私が部屋まで送った子なんですけど…ベッドに寝かせたら、これが外れて……」

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