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妊腹の魔女
官能リレー小説 - ファンタジー系

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妊腹の魔女 3

儀式…
棒の先についた魔珠を胎内に入れるのだが、魔珠を定着させる為に棒を一月は入れっ放しにしなくてはならない。
棒はその間、微弱な振動をし魔珠に定着を促す。
魔珠が定着するまで抜けない棒だが…一月経って定着すれば勝手に抜ける。
そうすれば少女達はいよいよ妊娠に向けて準備していく事になる。
そんな説明をレーミアから受け、今度はイリアから説明を受ける。

「まず最初は魔物の子を産む所から始めるわよ…人間は10月10日かかるけど、魔物はだいたい一月で出産できるの…魔珠の同化には影響を与えないけど、子宮を鍛えるのには丁度いいのよ」
王国では様々な労役を魔物に担わせている。
魔物は多種多様で…中には魔導師が使い魔にできるような強力な物もいるが、まだ魔導師でない少女達が産むのは低級の物である。
多少まだ魔物に抵抗のある少女もいるが、皆一様に素直に返事する。

「さあ…それでは儀式の間にいきましょう!」
レーミアの言葉に、全員が返事をして立ち上がった。

…廊下
先導するレーミアとイリアは歩きながら話す。
「よい時に師母となれたわねイリア…」
レーミアがそう言うのは、周囲から期待される二人の少女が入学したからだ。
一人はレーミアを師母とする現女王ファーナの娘、ソアラ…
そしてイリアの長女、ミスティ…
魔導師の娘すらなかなか合格しない試験を合格した彼女達は、この世代の注目の生徒だった。

「はい…でもみんな等しく私の魔娘(むすめ)ですから」
「ふふ…いい心掛けよイリア…」
二人がそんな話をしている間に、彼女達は儀式の間についたのだ。
十台の分娩台が並ぶ部屋…そこには十人の少女が待っていた。
彼女達は一年前に入学した少女達…お腹が膨らんでいるのは、彼女達が妊娠しているからだ。
「ようこそ魔導学園へ…私達2年生が魔珠挿入をサポートするわ」
生徒の一人がそう言い、イリアは新入生達に分娩台に乗るように促す。

分娩台に新入生達は乗ると、服を脱いで座る。
2年生達は分娩台に新入生の手足を革のベルトで固定してレーミアの方を向いた。
レーミアは2年生達に棒…魔珠が先についた棒を渡す。
その型はまるで男性器のように見える。
「では、今より儀式を執り行います…力を抜いて魔珠を受けいれなさい……一月経って柄が抜けて初めて、貴女達の魔導師としての第一歩が始まるわ」

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