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妊腹の魔女
官能リレー小説 - ファンタジー系

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妊腹の魔女 18

そして首飾りや腕輪や指輪…魔力の付与された装飾品を身に着けていき、最後に魔導師の象徴と言えるマントを肩にかける。
髪の毛を整え、鏡の前て自分の姿をチェックして…最後に膨らんだお腹を撫で頷く。
「私がしっかりしないと…魔娘達が不安がるのよ…いい、イリア…」
鏡の前の自分にそう言い聞かせドアに向かう。
恐らく魔娘達は不安な夜を過して朝を迎えたであろう…行って元気付けて最初の課題をクリアしていかなければならない。

実際の行為は、10人が別々に小部屋に入って行う事にしてある。魔娘たちを一室に入れて大量のワームを放すという手法もあるが、個人のデータを取りたいと施設管理課を説得して、普段は練習室になっている小部屋を借りたのだ。
すでに魔娘たちは入室している。
イリアは学園共有の使い魔にワームの檻を持たせ、一室一室魔娘の様子を見ながら配って回った。
各小部屋に入った魔娘達は裸になり、使い魔が魔娘の手足を壁に付けられた枷に繋いでいく。
これは、慣れない魔娘達が変に抵抗してしまって上手く妊娠できなくなる事を防ぐ為だ。
そして使い魔は籠からワームを取り出し、魔娘達の股間の前に置く。
「ヒイッ!!…」
流石にプライドが高く気丈なメトセラすら、ウネウネとうごめくワームに悲鳴を上げた程だ。
石壁で隔てられ、独りだけの状態で身動きすら取れず…そして股すら閉じられず相対するのはワームである。

気丈な娘ですら悲鳴を上げる程のシチュエーションだ…あちこちから『師母さまっ!』『師母さまっ!』とイリアに助けを求める声が聞こえてきた。
特に魔娘一二を争う怖がりのフォッセー姉妹…中でも妹のダリは完全にパニックになり泣き叫んでいた。
その泣き声を聞きつけたイリアがダリの部屋に入ってくる。
彼女は優しげな笑みを浮かべ、ダリを安心させるように抱き締めた。
「大丈夫…そんな怖い事じゃないから泣かないのよ…」
この一月程で育んできた母娘の関係か…イリアの胸でダリが少しずつ落ち着く。

落ち着くまで抱きしめていたイリアはダリから身を離すと立ち上がり笑みを見せる。
「ほら、見て…師母さまだって受け入れてるのよ…」
裸になっていたイリアは、ダリの目の前に自分の秘部を持っていく。
イリアの秘裂から生える白い棒状の物…小刻みに動くそれは小ワームだった。
彼女もまた、魔娘達と共に歩む為にワームを受け入れていたのだ。
「痛くもないし、気持ち悪くもないわよ…ただちょっと気持ちいいだけ…」
ダリの頭を撫でて諭すイリア。
「本当…なの…?…」

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