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妊腹の魔女
官能リレー小説 - ファンタジー系

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妊腹の魔女 15

魔珠が定着した魔娘達はすぐに生理がくる…つまり、妊娠可能になる訳だ。
イリアを見詰める魔娘達にも、魔珠が定着した事で妊娠に対する意識が増してきたような気がする。
…ただ、そんな中で問題はフレジェである。
貞操帯…この強固な覆いは外れるのだろうか…
イリアが確かめた限り、フレジェの魔珠定着は今日明日にでもと言う感じであるが…この覆いが外れない事には先に進めない訳だ。

レーミアに相談してみようか。彼女も
関与しているというのなら、何か方策があるのかもしれない。
・・・いや。イリアは自答した。まずはフレジェからのヒントを解くのが先決であるように感じたのだ。
根拠はない。強いて言うならば、彼女の信頼がかかっているように思うから。
胸中に立ち込める不安を振り払うように、イリアは声をあげる。
「改めて、ようこそ、私の魔娘たち」
熱い視線が心地よい。
「今日からは本当に、魔女としての修行を積むのです。皆、集中して精進なさいね」
はい、と素直な返事。さすがというか、ソアラだ。彼女には自然なことだったようだが、一人で返事をしてしまったことに、決まり悪そうに頬を赤らめた。
…可愛らしい。
「いいのよ、ソアラ。皆も、返事は癖にしてね。それは自覚ある態度に通じるの」
はい、お師母さま、と、今度は一斉に声が揃う。
イリアは目を細めて微笑んだ。
「いい娘ね。では今日の講義よ。明日からの一年間の妊娠予定を説明するわね…」
心配は尽きないけれど、この魔娘たちは何物にも代えがたいわ。
イリアは胸の奥がじわりと暖かいのを感じた。
「まずはワーム、触手から始めましょう。ワームにはいくつか種類があるけれど、いずれも卵生よ。魔力の高い魔女や魔物の子宮に侵入して5、6個の卵を産み付けるの」
魔娘たちは時折頷きながら、一心不乱にペンを動かしている。
イリアは細い人差し指でつつ、と薄布越しに秘所から子宮のある辺りへ、自分の下腹部をなぞった。
「まずは小ワームを使い、子宮と膣を慣らします。いきなり力の強い魔物を使ったのでは、流産してしまうこともあるの。幸い、魔珠まで掃簸されてしまった例は今までにはないけれど」

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