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大陸魔戦記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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大陸魔戦記 47

「…それ♪」
ぱっと起き上がったセリーヌに飛びつかれ、ジルドは再び押し倒されてしまう。
「…卿が悪いのだ。動くなと言うたのにじたばたと我の胸で動くから…」
咎めるような口調でジルドの上にのしかかる。その手が未だ服を身に着けたままの下半身に伸び、不自然に膨らんだ箇所をさわさわと撫でる。
「うぅっ…うぁっ…」
「…卿が顔を埋めるだけでも気持ちいいというのに、あまりに激しく動いてくれたせいで、体が浮いたかのような感覚がしたぞ…」
妖艶な笑みを浮かべ、セリーヌはジルドを責める。
「…仕返しに、卿の一番弱い所を弄ってやろうぞ?」
すかさず腰紐を解き、勢いよくズボンを引き下ろす。するとディリスのそれを遥かに凌ぐ逸物が、存在を誇示するかのようにそそり立つ。
「……なんとまあ…」
思わず、感嘆の息が漏れる。おそるおそる手を伸ばし、その感触を指で味わう。
「…熱い…びくびくしておる…」
根元から先端まで、じっくりと撫で回し、睾丸までも揉み込む。次第にセリーヌの表情は恍惚を帯び、愛撫に没頭していく。
「うっ、はぁっ、くっ…」
たまらないのはジルドの方だ。張り詰めた自分の愚息を撫で回され、止めるどころか更に丹念にされ始めてしまい、快感に耐えることしかできない。
「…そういえば、撫で回すだけでなく、舌で舐めるのも良いのだと聞いたが?」
陰茎を愛おしそうに撫でる手はそのままに、セリーヌが含みのある笑みを向ける。
「ちょっ!それはいけません!触れるならまだしも、舐めるなどというのは!」
ジルドからしてみれば、たまったものではない。
ただ撫で回されているだけでも強烈な快感に耐えねばならないのだ。もしも舌で舐められようものなら、間違いなくセリーヌの顔に向けて白い欲望をぶちまけてしまう。
「…力を入れての拒否は、肯定と同義であるぞ?」
しかし、セリーヌは弄ぶかのように言葉を紡ぎながら、顔を陰茎に近付けていく。そして。


――ぱくっ


あろうことか、亀頭を口に含んでしまった。予想外の事態、そして予想以上の快楽に、ジルドは体を強ばらせてしまう。
しかも、セリーヌはそれだけでは飽きたらず。

チュパ、ペロッ、ジュルル、レロレロ…

ジルドの逸物をゆっくりと、音を立てて飲み込んでいき、うねうねと舌を這わせる。
そこには、「ジルドに気持ちよくなってもらいたい」という気持ちが確かに存在した。故に。
(……っ!)
リューンより落ち延びてきた近侍及び兵士達の人数と負傷率から算出される総合的な損害率をはじき出す事によって、強引に射精感を抑え込む。

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