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大陸魔戦記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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大陸魔戦記 145


「ん…ふ…っ…んはっ」
「じゅる…ぴちゃ、んちゅ…」

一方で、二人は次第に互いへの対抗心をめらめらと燃やし始め、更に行為をエスカレートさせる。亀頭やカリに舌のみならず唇まで押しつけ、ジルドをちらちらと横目に見ながら激しく吸い始めたのだ。当然、されるジルドはより一層の快感に悶える羽目になる。
だが、それだけでは終わらない。二人はほぼ同時にバスローブを脱ぎ去ると、まろびでた豊かな乳房を両手で押さえ上げ――

――ぽふっ

ジルドの肉棒を互いに挟み込んだ。四つの果肉に、その姿は亀頭を残して隠れてしまう。

「ふふ…どうじゃ、ジルド?二人分の胸に挟んでもらえるなんて、なかなかないと思うが?」

セリーヌが、胸を少し押しつけながらジルドに妖艶な瞳を向ける。

「ん…ちゅ、れろ……あ…先っぽから苦いのが出てきた…♪」

一方、アグネスは既に自身の胸を上下に揺すり始め、亀頭を舐め回してジルドを責めている。その結果、ジルドはセリーヌの質問に答えようとして、何度も言葉を詰まらせてしまう。

「…こら、アグネス。そんなにがっつくな。ジルドから感想が聞けないではないか」

そのため、いつまで経っても答えを聞き出せないセリーヌは少々機嫌を損ねる。そして、ジルドが言葉を詰まらせる原因であるアグネスに、非難がましい視線を向けた。

「んちゅ…ぺろっ……感想なんて、どうでもいいのぉ…ぴちゃ、じゅる…」

だがアグネスは我関せずを決め込み、乳房で優しく扱きながら亀頭を激しく舐め回すばかり。結果、ジルドはセリーヌの問いに答えるどころではなくなる。
「…もうよいっ。こうなったらジルドのここに直接聞くっ」

更に、業を煮やしたセリーヌもアグネス同様亀頭にむしゃぶりついたものだから、悦楽に苦悶するジルドは堪らない。

「ぅ、く…っ……で、出る…っ!」

びゅっ、びゅくっ、びゅるる――

「ひゃっ!」
「あは…っ♪」

あっさりと達してしまい、白い号砲が二人の眼前で炸裂。セリーヌは思わず声を上げ、アグネスはとろけた表情でそれを迎える。

「あ、ゃん……ま、まだ出るのか…?」
「ふふ……もっと一杯出して♪」

砲火は続く。怒張が脈打ち、その度に白く熱い劣情を解き放つ。

「…ん♪」

と、その隙間を縫って、アグネスがジルドの陰茎に唇を寄せてきた。素早く亀頭を口内に収めると、上目遣いに彼を見つめながら、吐き出される欲望を余すことなく嚥下する。

「ずっ、ずるいぞアグネスッ。私も欲しいというのにっ」

その様子に、セリーヌは当然怒りを見せる。どうやら、一心不乱が故にアグネスが独占気味な事に、やや不満らしい。
彼女の少し必死な態度に気付いたジルドは、その事も理解して苦笑してしまった。

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