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女子高に入学して
官能リレー小説 - 女装/異性装

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女子高に入学して 3

「うん、寮のスケジュールに影響しない程度に」
ここで女子を避けると、白石先生と暮らしているのをいい事に同級生など目でないと思ってると
受け取られかねないし、さりとてうまく溶けこまないと女子校の生徒として違和感がある。
「寮には寮のルールがあってね、用事で戻ってくるのが遅い子もいるけど、
許可無く遅れた時は窓から入ればいいし、お酒も目立たないようになら持ち込んでいいの。
でも、タバコはダメ。火事の原因になるし」
愛理が気にしないタイプでも、僕は男という部外者でないようにしないといけないだろう。
「買い物するところから近い?」
「寮から歩いていける商店街よ。派手じゃないけど、古着屋とか銭湯もあるし」
 そこでチャイムが鳴った。二日目だとまだ各授業のガイダンスばかりだが、一応その場所に向かうのでこの会話は中断した。

 そして、放課後。ホームルームの教室で再び愛理と顔を合わせた。

 「じゃあ、行こう」
 「愛理、帰ろ」
 愛理のもとに、ショートカットの、活発そうな女子が駆け寄ってきた。
 「玲奈…あ、いさみ、こっちは女子寮仲間の、武井玲奈だよ」
 「いさみさん?よろしく」
 玲奈は、ぴょこんとお辞儀をする。
 「よろしく、日川いさみ です」

 そして、三人で、買い物の商店街に向かうことになる。
 
玲奈は僕に聞いてきた。
「いさみさんは、セックスしたことありますか?」
「あるといえばあるし、ないといえばない。」
僕の初体験の相手は白石先生だった。白石先生がまだ先生になる前の話だけど。満員電車の中で白石先生と密着状態のままやってしまったのだ。
まだ、僕が子供だった頃、まだ、射精って何かわからなかった頃。
 ただ“ベタベタの、白いおしっこが出た”くらいにしかわからなかった。
 本当に、セックスだったのかすら、よくわからない。
 ただ、接触して、出てしまっただけなのかもしれない。

 その時、白石先生…当時は美鈴お姉さん、とか呼んでたかな…は“お姉さんの服を汚してしまった”とうなだれる僕に、笑って“気にしないで”って言ってくれた。
 満員電車でも、帰りで、良かった。

「ノリやなりゆきでも経験があればいいの。全然知らないから、過剰に期待したり無意味に
恐れたりして変な方向に行く人はおかしいから」
「経験がありすぎて昔のグチばっかりとかも嫌だよね。そういうのが大人だと思ってるけど、
そういうのはおばさんの発想で、女子校だからって別に飢えてる訳でもないし」
「古着屋さんって、よく来るの?」
二人が詳しく聞いてこないはありがたいけど、間が持たないのでちょうど通りかかった店に
ついて尋ねた。
「いろいろあって安いよ」
「そうだ、ゆうりスカート買えば?うちの寮母、体育会系が嫌いでさ…そういうズボンとか
ジャージで中うろつくなっていうの。生理の時は特別らしいけど」

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