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女子高に入学して
官能リレー小説 - 女装/異性装

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女子高に入学して 2

「じゃあ、聞くけど…君はセックスのためにこの学校に通うの?
一緒に暮らすんだから、そういう事したい時は、言ってくれればいいのに。
ここだけの話、手を出そうとしてもAVに出てた子や風俗に勤めてて今は愛人の子もいるから…君じゃ太刀打ち出来ないと思うけど」
「そ、そういう訳では」
疑問だったから聞いただけで、下心はない。それに先生が童貞をもらってくれる可能性や
在校生にセックスのプロが居ることを知ってしまう。
不良じゃないけど問題児だったせいで前の学校をやめてこの学校に入り直した生徒も割といるので、こっちではやり直したい気持ちで通うケースもあると手続きの前に聞いたのを思い出す。
「まぁ、初日だけ我慢すればいいわけだし。」
入学式が終わった翌日、僕は普通の男の私服で女子高に行く。
みんなそれぞれ私服や制服を着てる人がたくさんいた。
さすがに水着やドレス、アニメのコスプレ服を着てくる女はいなかったけど。
「えー。白石先生の家で暮らしてるのー。私は実家が遠いから女子寮だよー。」
隣の席に座っていた同い年の真田愛理とすぐ友達になった。
「いさみってさ、割と大胆だよね。パンツルックで来るなんて。ボーイッシュなのもいいけど、体育でもまだスパッツのシーズンなのに」
「せ、洗濯中だから。真田さん、女子寮ってさ…どんな感じ?」
勇(いさむ)でなく女子校らしく、いさみと先生に呼ばれたけど、同級生からははじめてなので少し抵抗がある。
さっそく男の私服姿が問題視された。ここで我を通して孤立すると、いじめの標的にされかねないので、凡ミスということで軽く流すことにする。
「愛理でいいよ。ここって、フリースクールがルーツだし、制服もないだから…割と自由でいいけど部活ってないよね。スポーツ推薦もないから暑苦しい子もいなくていいけど。芸能活動してる子もいるそうだし、ダイエットや肉体改造とか…カウンセリング、エクストリームスポーツの大会を目指してたり…後、薬物のリハビリに行く子もいたりとか」
「これだけ自由なところならさ、男子がいてもよくない?」
愛理がやたら女の子と口にだすので、思わず不安になって尋ねる。
「そうね、LGBTも社会参加って言われてきてるし。前の学校を同性愛でクビになったり、
将来性転換するからそれまで女子力をつける修業の場とか、単に体の特徴のせいとか…
男なのにおっぱいがあったり、アソコがちょっと訳ありとか」
「僕の場合、体のせいなんだ」
後で男だからと衝突するぐらいなら、話しやすくなってる雰囲気を利用しない手はない。
「別にいいんじゃない?そういうの別にこだわらないし。入れたんだから、迫害はないけど、
嫌いな人は確実にいるから気をつけたほうがいいよ。服装とか体臭とか」
「う、うん」
白石先生が毎日学校にいくのに、僕だけが行かない訳にはいかないし、大らかそうな愛理との関係を大事にしていかなくてはならない。
 「ねえ、シャンプー何使ってる?」
 愛理は少し僕に近づいて小声で言った。
 「ええと、実家から持ってきた…何だっけ?よく安売りしている、普通のやつ…」
 「もうすこし工夫した方が、女子うけはいいかも」
 そうか。シャンプーとか全然考えてなかった。
 「先生のを使わせてもらおうかな」
 「それもいいけど、放課後一緒に買いに行く?」
  「えっ?!」
 少し大きめの声が出てしまった。女子と二人で買い物。なんて、幼稚園とかではあったかもだが、ちゃんと記憶にあるのは、初めてだ。
 「どうしたの?」
 「いや、何でもない。よろしく、お願いします」
 「あと、さっき『女子寮ってどんな感じ?』って言ってたね。寄ってみる?」

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