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女子高に入学して
官能リレー小説 - 女装/異性装

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女子高に入学して 18

「あ、お尻もおっきくなってる」
「男の子特有の角ばった感じがなくなってない?」
「自分じゃ、分からないけど…」
二人共手つきはどことなくいやらしいけど、そのはしゃぎっぷりは女子校ならではって感じがする。
クリニックでは運良く同じ学校の生徒に会わなかったけど、女子の場合は鼻を高くするのに注射する場合が多く、こっちは半年ぐらいで溶けるそうだ。
最も多いと思われたひとえを二重にって試みは、手軽にテープでできてメイクの延長上だし、貼り続けていると癖がつくらしい。
手術と言ってもメスをいれてないし、女性ホルモンも使ってないから安心だ。
胸も小振りだからケアもいらないくて、最低限の膨らみでも一応土台なのでまっ平らな頃よりもパットで盛りやすい。


それから数日後・・・
あの高田明さんの替え玉くんこと、高田礼くんが悩んだような顔で僕の所に来た。
 
「あのさ・・・胸の調子ってどう?」

礼くんの聞き方は性的興味って感じじゃない。
何となく使用感を聞きたいってニュアンスだ。

胸の感じは、全く違和感なんてない。
胸の調子よりも、僕の周囲の反応が変わったのが最大の変化かもしれない。
玲奈や愛理とはちょっと過度なスキンシップが増えたけど凄く仲良くなったし、絵理先輩やナオ先輩も凄く優しくしてくれる。
特にナオ先輩は同じ男の娘として気にしてくれてるのか、何かと世話を焼いてくれている。

そして美鈴お姉ちゃんは、とにかく大はしゃぎでもっと巨乳になって欲しいって思ってるみたい。
そのせいか以前考えていたよりも、こんな感じで男の娘化していってもいいかなぁと思うようになってきていた。

「違和感無いし、自分でも今の自分を嫌いじゃないよ」
「そうなんだ・・・」

僕の答えに礼くんは考える仕草をした。

そして意を決したようにこう言ってきた。

「実はさ、明が最近胸が急成長で誤魔化しきれないのと、僕自身も明の影武者としてもっと貢献して欲しいって・・・そう言われたんた・・・」

聞けばアイドルの明と礼くんは従兄弟同士で同い年。
一緒に住んで、仕草や何やらほぼ完璧にコピーできたせいで、もっと礼くんを替え玉に使っていきたいみたいだ。
そうなると、発育中の胸の違いに違和感が出てしまうらしい。

そんな事だったら何も問題無い。
美鈴お姉ちゃんに相談したら、いいようにしてくれると思う。
礼くんだって相当な決意で僕に聞いてきたんだろうし。


直ぐに美鈴お姉ちゃんに事情を話すと、予想通り手配してくれた。
礼くんは色々葛藤があったみたいだけど、明さんの事と家族の事で決断したみたいだ。

こうして礼くんはCカップまで豊胸、女性ホルモン投与までやってのけたのは相当な覚悟の現れだったのかもしれない。
そして僕は・・・
美鈴お姉ちゃんにかなり強引に迫られて豊胸されられ、パットのいらないCカップになってしまったのだった。

女医さんに男の娘からシーメールに出世ねと言われた。
確かに、Cカップともなれば学校でも恵まれたランクとなる。
後で美鈴お姉ちゃんに聞いたら肉体は女性に近くなりながらも、男性機能は維持出来てる人のことらしい。
女性ホルモンを打つとペ○スが小さくなったり勃起しにくくなるそうだ。礼くんは割と立派だそうだからいいけど、僕の場合はコレ以上小さくなると困る。愛理と玲奈とはセフレでもあるし、美鈴お姉ちゃんと女医さんも、礼くんと違って投与しなくていいと言ってくれて助かった。
Cカップになっても僕を男性と見込んである申し出が来る。あの高田明がお礼に僕に抱かれたいと言ってきた。芸能人の夜のお相手など想像したこともなかった。
ホテルに行くのはお互いまずいので、美鈴お姉ちゃんの部屋でという話になった。
その間、美鈴お姉ちゃんも礼くんを替え玉として今以上にフォローする代わり、一度試したいという何とも不思議な取引が成立した。

 一緒に帰ると目立つ、と考え、僕は先に帰って礼くんを待つ。
 そして、ちょっとお茶を飲んでゆっくりしているうちに、サングラスをかけた礼くんがチャイムを鳴らした。
 「おつかれ」
 「お邪魔します」
 その声は、もう本当に女の子で、実は本物の明さんに入れ替わったのではないかと一瞬思ったくらいだった。
 「ええと、どう、最近」
 「最近、って?毎日会ってるじゃない」
 しゃべり方も女の子的になっている。
 「何か、ええと…ホルモン打って、そのあとの体調とか。学校じゃ聞きづらかったから」
 

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